Lv37:プールルーム
俺は、終わりなき曖昧から脱出した後、Lv37のプールルームへ飛ばされていた。
俺はここから出る為に探索を開始している。
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「アイ、ここから出るにはどうしたら?」
「えっとですね、特定のプールに浸かる事で、別のエリアに行けます」
「特定?」
「どこかに、温水プールがあるみたいで、それがその特定のプールですね」
温水と冷水、見分けつくのかな。
「温水プールが近くにある場合は、周辺が暖かくなるので多分わかると思います…私もご主人様の周辺の温度を調べながらお伝えしますね」
「ありがとう」
とにかく、暖かく感じるエリアを探さないといけないようだ。
俺は探索を続ける為歩き出す。
「うわ、廊下までプールになってるの」
「不気味ですね」
俺は恐る恐る、プールの水に入る。
「うわっ、冷た…」
服を着たままだから皮膚に張り付いて気持ち悪いな。
タオル…何てものはないしな。
俺は、廊下のプールを渡り切り、プールから出る。
「ご主人様!あちらにスライダーがありますよ!」
アイが楽しそうに言う。
「スライダー好きなのか?」
「あ、すみません…1度滑ってみたくて…」
そうか、時計型AIだからそーいう事もできないのか
「わかった、滑ろう」
「え!ホントですか!」
俺は、スライダーの入口に近づく。
先が見えない…どこに繋がっているかわからない…深いプールだったら…と考えるが、アイが目を輝かせていた。
「よし!行くぞ!」
「はい!」
勢いよく飛び出す。
ものすごい速度で滑る。
「きゃー!!!」
アイの楽しそうな悲鳴が響く。
出口の光が見えてくる。
ドボン
少し深めのプールに繋がっていた。
「ぷはっ」
「楽しかったです、ありがとうございます!ご主人様!」
アイが楽しそうならよかった。
「ん?ご主人様、ここらへん周辺の温度が高いです、近くに温水があるかもしれません」
「ほんとか、探してみよう」
俺は、プールから出る。
全身濡れているせいでもはや、温度が暖かいとか感じなくなった。
このままいたら風邪ひくぞこれ。
「ご主人様!こっちの方です!」
アイが指さす方へ向かう。
「ここのエリアに温水があります、間違いありません」
少しフロアが暖かい気がする。
大きいフロアの真ん中に1つだけブクブクしたプールがあった。
「これっぽくないか、プールというか温泉だなこれ」
「間違いないです、これですね」
俺はプールに浸かる。
「暖かぁぁ」
俺は浸かりながらグテっとする。
俺は一瞬、瞬きをする。
すると、背景が別のフロアに変わっていた。




