Lv153:ヴィンテージオフィスビル
俺はアイの言う通りに、オフィスの長い階段を降りていった先には、また別のオフィスのような空間が広がっていた。
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「ここは…?」
「ここは、Lv153のヴィンテージオフィスビルです、そこにあるパソコンはネットも使えますし、そこの本棚にはこの世界を生き残る為の本もありますよ」
ネットが使える?バックルームで?
俺は、パソコンに触れてみる。
パソコンは古めのだが、動く、しっかり動く。
と言っても、調べる物はない、バックルーム脱出方法と調べてもほぼ意味ないだろう。
「ここって何するとこ?」
「ここは、敵も出てこないですし、安全なので、何か調べ物をしたりする人が多いみたいですね」
俺はパソコンで匿名掲示板を開く。
バックルームに落ちた助けて、とスレを立てる
嘘乙
バックルームとかあるわけなくて草
馬鹿なこと言ってねぇで働け
案の定の反応だ。俺がそっち側なら同じ反応をする。
「信じて貰えないのは当然です、この世界はバグで生まれたような世界ですから」
「…次行こうか」
「もういいんですか?」
「うん、ここにいても俺に必要な物は得られないだろう」
ネットが使えた所で脱出できる訳でもない。
「別のLvに移動するのであれば、あのエレベーターですね、稀な確率で危険な所に出てしまう可能性がありますが…」
「乗るしかないだろう」
ボタンを押すと、扉が開く。
俺は乗り込み、扉が閉まる。
「エレベーターに関しては、完全に運なんです、だから私が次はここに着きます!って断言できないのです、申し訳ありません」
「別にいいよ、アイのおかげで安全なLvを進めてる」
エレベーターが止まる。
扉が開く。
扉が開くと、花のような匂いが漂い初める。
「アイ…ここは?」
「ここは……Lv150の無限の庭園のようですね」




