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Escape The Backrooms   作者: りくると
12/24

Lv153:ヴィンテージオフィスビル

俺はアイの言う通りに、オフィスの長い階段を降りていった先には、また別のオフィスのような空間が広がっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ここは…?」

「ここは、Lv153のヴィンテージオフィスビルです、そこにあるパソコンはネットも使えますし、そこの本棚にはこの世界を生き残る為の本もありますよ」


ネットが使える?バックルームで?

俺は、パソコンに触れてみる。

パソコンは古めのだが、動く、しっかり動く。

と言っても、調べる物はない、バックルーム脱出方法と調べてもほぼ意味ないだろう。


「ここって何するとこ?」

「ここは、敵も出てこないですし、安全なので、何か調べ物をしたりする人が多いみたいですね」


俺はパソコンで匿名掲示板を開く。

バックルームに落ちた助けて、とスレを立てる


嘘乙

バックルームとかあるわけなくて草

馬鹿なこと言ってねぇで働け


案の定の反応だ。俺がそっち側なら同じ反応をする。


「信じて貰えないのは当然です、この世界はバグで生まれたような世界ですから」

「…次行こうか」

「もういいんですか?」

「うん、ここにいても俺に必要な物は得られないだろう」


ネットが使えた所で脱出できる訳でもない。


「別のLvに移動するのであれば、あのエレベーターですね、稀な確率で危険な所に出てしまう可能性がありますが…」

「乗るしかないだろう」


ボタンを押すと、扉が開く。

俺は乗り込み、扉が閉まる。


「エレベーターに関しては、完全に運なんです、だから私が次はここに着きます!って断言できないのです、申し訳ありません」

「別にいいよ、アイのおかげで安全なLvを進めてる」


エレベーターが止まる。

扉が開く。

扉が開くと、花のような匂いが漂い初める。


「アイ…ここは?」

「ここは……Lv150の無限の庭園のようですね」

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