勝利と解決
灯田原のキックが決まってイナズマ団ヘリに見事命中して爆発させた。そのヘリはゆらゆらと揺れながら船の方に降下していった。
だんだんとイナズマ団ヘリが船に近づいてくると皆は慌ててすぐに一旦船の中に入りぶつからないように逃げた。
そしてその爆発して炎上したイナズマ団ヘリは船の前の場所の上で傾いたまま到着した。その床の上で着いたのでぶつかった衝撃でさらに爆発してさらに炎上した。
ヘリのドアが開き中から黒井と一人の女性と二人の男性である三人の部下のイナズマ団が必死に外に出てきた所を皆は確認した。
警察達が銃を構えながら炎上しているヘリに近づいて黒井を含めて四人の男女を捕まえようとすると、その男女の上級幹部のイナズマ団が直ぐ様銃を構えて警察達に狙いを定めた。
「ヘリが墜落してここに来たからと言って調子に乗るんじゃないよ。あんた達警察も銃で撃ってみな、反撃食らうも覚悟しな」上級幹部にいる女性だろう、何か慣れた感じの若い女性だと分かる。声を低くしながら威嚇している。
「お前達の数が増えたようだな?なあ黒井。ヘリからの銃の乱射した罪はさらに重いよなあ。どうだった?お前の飛行中の乱射の気分は?どうだ?まだここで戦うつもりでいるのか?」的場は黒井を挑発した。
「フフフ、どうだったかって?…貴様らめ。せっかく楽しんでいた時だというのに誰だ?俺の邪魔をした奴は?なんか固い何かが飛んできたじゃないか?あの爆発をさせたのは誰だ?…」
「俺だけど?…」
「ああ?」
ついに灯田原が口を開いた。船の中にいながらドアを開けたまま灯田原も黒井を挑発した。
「あれはな、大学の道具の一つでヘルメットだったんだよ。あの一つを酷い始末をしてしまったが、お前らを大人しくさせようとしたかったから、俺がキックしてヘルメットをサッカーボール代わりに使わせたってわけだ。うまくヘリに命中しないかなってそこは不安もあったが、うまくぶつかってくれてほっとしたさ…」
「ふざけんな!…後もう一息でてめえらを殺せたというのにお前のせいで…」
「うるせえな!」そしてその時、すかさず灯田原はここでも失神銃を黒井に撃った。腹に命中した。
黒井は予想外なことになったことも分からず何がおきたのか分からずそのまま気絶してその場で倒れた。
さらに灯田原は周りのヘリに乗っていたイナズマ団全員にも失神銃を撃った。素早い撃ち方だった。
残りのイナズマ団もその場で気絶して倒れた。
「警察の皆さん。今です!」灯田原は警察に掛け声をかけてあげて急いで的場の「早くお前ら、捕まえるぞ!」という掛け声で部下の警察達をたたき起こしたかのように部下の警察達は目が覚めたかのように「はい!」と掛け声を出した。
そして、イナズマ団全員に寝ている間にすぐに警察達は手錠をかけた。そして確認をとった。
「午後9時28分、殺人罪、また銃刀法違反の疑いで逮捕する!」
「同じ午後9時28分、殺人罪、また銃刀法違反の疑いで確保!」
そして全員の警察達は黒井を始めとするイナズマ団四人全員の確保を言い渡した。
ついにこの時を無事迎えられた。何とか長い戦いが終わった。イナズマ団全員を捕まえられることに成功した。
そして、肝心な十一番目の最後の下級幹部のイナズマ団ボスの黒井和希容疑者を無事逮捕できた。
「よっしゃあ!黒井というイナズマ団を捕まえたぞおおお!」三回生男子がこの時の瞬間を大いに喜んだ。
そして大学生全員も両手を挙げて拳をグーにしたり、ガッツポーズをしてすごい歓喜が沸いた。
「皆さんもよく頑張ってくれました。大学側の皆さんにも大いに感謝します。貴方方がいなければここまで捕まえることができませんでした。これでまた一人の危険人物のイナズマ団を捕まえることができました。私達からも感謝します」的場警部も大学生達、盾頭二人と辰准教授全員に感謝を申し上げた。
「そう言ってくれて有り難うございます。大学教授を代表として私からもお伝えします」やっとここで辰准教授が警察達に大学代表として挨拶した。
「本当を言えば、実はほとんど活躍したのはこの灯田原なんです。灯田原を誉めてあげてください。彼がいなければイナズマ団ボスやその集団を捕まえられなかったかもしれませんでしたから。灯田原もヴィジョン先生の弟子ですので」辰准教授は灯田原の身長に届かなかったので背中をポンポンと叩いてあげた。
「確か、炎の盾頭とか言われていた方でしたよね?私も後ろから見てましたよ。あのキックは本当に凄かったですね。まさかあの一撃でイナズマ団を仕留められたなど、あの瞬間がなかったらまたイナズマ団一人を逃がしてしまう所だったんで」的場は感謝が溢れていた。
「有り難うございます。私も何とか仕留められたのは良かったと思っています。…それより早くここから脱出しないといけませんね。まずあの墜落したヘリを消火した方がいいんじゃないかと」灯田原は燃え上がっているヘリに目を向けた。
「とりあえずヴィジョン先生を呼んだ方がいいですね。私が呼んだ方がいいですよね、辰先生?」灯田原は辰准教授にこんな時でも冷静に聞いた。
「そうですね。じゃあ灯田原さんはそうしてください。僕はまだここにいる乗組員や船長達全員を連れてきてもうここから船のボートを出して全員脱出するようにお願いするしかないですね」辰准教授は作戦を頭の中で計算した。
「とりあえずこのイナズマ団を警察に一番早く引き渡すことが先ですね。また逃がしてしまったりしたら…」
「大丈夫ですよ。我々警察もその為に来たんですから、すぐ様名古屋港に上がって警察車両に連れていきますので」伏竜がそう話すと的場はそう説明した。
「皆さん、クルーズ船にもうそろそろ近づいて下さい。あの墜落したヘリの消火をする必要があります」海上保安庁の船に乗って望遠鏡を覗いた後海上保安庁の人達にヴィジョン教授は片言の日本語で言った。
「それにイナズマ団とそのボスを船に乗せて名古屋港に戻って逮捕すること、まだクルーズ船にいる皆全員を船に乗せて名古屋港に避難することを早くしてください。午前0時になるまで間に合わせないと…」
「ヴィジョン先生、大丈夫ですよ。我々もそのように動いていますから。後クルーズ船に乗っている警察の皆さんと乗務員全員はボートで脱出するかと思います。クルーズ船にもいざという時に最大五千人の人数を乗せることができるボートを使って脱出させることができますからそこは大丈夫だと思って下さい」
海上保安庁の一人の船員は冷静に優しくヴィジョン教授に説明した。
「有難うございます」ヴィジョン教授はお礼を言った。
すると、ヴィジョン教授が持っている灯田原が実際に黒井の話を聞いた時の機械が鳴った。すぐさまヴィジョン教授はその機械のスイッチを押した。
「はい。…ああミスター灯田原、解決できたかい?…良かった。ん?…ああ、それは分かってる。私が乗っている船であの燃えているヘリの消火を始めるから、クルーズ船が爆発するまで速く済ませるつもりでいる。その間、クルーズ船のボートで大学生諸君達と辰先生とミスター伏竜とそして君もすぐに乗りなさい。…肝心なイナズマ団とそのボスをしっかり捕まえられたんだよな?…うん…分かった。じゃあ警察に任せて警察と一緒に名古屋港に戻ってきなさい。君たちの活躍よく頑張った。君たちの任務はもうこれで終わったのだから。…じゃあ爆発する前に早く帰ってきなさい」ヴィジョン教授は灯田原との話をしばらく続けてこの後どうするかをヴィジョン教授が指示した後、ヴィジョン教授は電話代わりの機械のスイッチを切った。




