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貴妃の男、あるいは緩慢な死 〜美しい年下の皇子に揺れ動く、魅惑的な帝の貴妃は……〜

作者:雨 杜和
 20年前、大陸を統一した『朱棣林(シュ・ディリン)』。その後宮で、序列2位の貴妃として尊ばれる淑華(シューホア)。

 美しく可憐な少女だった彼女は、かつては帝の寵妃であった。
 時は流れ、35歳になった彼女は帝との夜伽も途切れ、後宮でありがちな女たちとの諍いからも身を引いていた。

 皇后が没した半年後、彼女は皇后の仕事である後宮の差配(運営)を任された。それは皇后と同じように、女として帝の興味は終わったことを意味している。

 秋の定例宴を監督する淑華。
 その宴で流刑地から戻った、いわく有りの第二皇子と出会う。

 彼の名は朱威龍(シュ・ウェイロン)、18年前、皇太子毒殺に関与し、謀反を企てたとして処刑された貴妃を母にもつ彼は、その巻き添えで北の凍りつくような寒い流刑地に送られた。

 威龍が流刑に処されたのは、わずか7歳のころ。
 皇后が没してから、皇子は許されて都に戻ってきた。心のうちに謀反の真実をあばき、母の無実を証明することを誓っていた。
 彼は、絶世の美女だった母の生き写しで眉目秀麗、後宮の女官たちの注目のまとになった。

 淑華は後宮五部局の最高責任者であり、後宮の資料を読める立場にある。

 皇子は彼女に事件当時の記録を調べることを頼んだ。
 それが二人の関係を縮めることになる。10歳の年齢差にもかかわらず、目に孤独を讃えた美しい皇子に、淑華は徐々に惹かれていく。
 それが、彼の策略と知りながらも、少しづつ彼を愛するようになっていく。


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※本作品は完全なフィクションです。実在の人物・場所・団体・事件とは一切関係ありません。
第一部第1章
第2章
一方で冷酷さをも望む
2025/01/24 09:16
第3章
第二部第1章
これが運命であると告げる
2025/05/29 12:40
第2章 威龍
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