シュガーとユリエラ達
それでもバンドはどこかまだ余裕があった何か切り札でもあるように動き回るシュガーをにらみつけにやりとわらっていた。
バンド《おい!次にやつがこっちに向かって来たらこの魔道具のこの面を奴に向けて設置しろ!》
〈どういうことですか?適当に設置したらダメですか?〉
《ダメだ!これは方向性魔力吸引阻害発信魔道具だ!間違ってもこっちに向けんじゃねえぞ!〉
シュガーは次々と殲滅していく…
ギャァ。。。
こっち来るんじゃねぇ!化物め!
。。。設置完了しました
《よし魔道具を起動させろ!》
ブォン♪重低音の音が響き渡る…
するとシュガーの動きが鈍くなる!
シュガー《くっ…身体が急に重くなったし魔力消耗も激しくなってる…なぜ》
動きの鈍くなったシュガーに炎弾が数発迫る…
シュガーはギリギリ何とか躱していく!さらに氷の槍が迫るも剣技で粉砕していく
バンド《くそ!おい魔道具発動してるんだろうな!あれは10倍以上の負荷がかかってるはずだぞ!なんであんなに動ける!残ってる弓隊と魔法打ち込める奴はあいつの周囲に全部打ち込め矢も全てだ!》
シュガーは背中に縛りつけてる女の子を背中からおろし自分の前に抱き抱えるように魔力紐と抱っこ紐で女の子を固定し魔力を纏わせたローブで自分と女の子を包み防御体制をとるとまた攻撃が飛んで来る!
ブラックスコーピオンの部隊は魔法弾数十発に状態異常をきたす弓矢をシュガーの周囲にランダムに防ぎにくいように発動打ち込んで行く!
シュガーはダメージを受けながらも次々攻撃をかわして行く!
はぁーーーースパン!スパン!スパン!ドカドカドカ………
ハァハァハァハァ……
反撃の隙を伺いながら…
バンド《おい!お前確か狙撃のスキル持ってたな!この魔導リングが閉じ込めてある玉をあいつどこでもいいから当てろ!》
《じゃ俺が爆煙弾と魔力ペイント弾を使ってあいつにマーキングするからそれを狙ってくれ!》
数十分に及ぶ攻撃が続くなかシュガーを拘束する魔法弾が飛んで行く!
シュガーは魔力阻害と魔力減退の影響でかわすことすら出来なくなっていた。
《本当にひつこい!ハァハァハァ…MPもヤバいっち!魔力阻害の魔道具使われてるから力も出ないしMPの減りが半端ないちょっとつらたん…また何か来る》
魔法炎弾と爆煙が再びシュガーを襲う身体ダメージが多くなったシュガーはかわすことが出来なくなり身を丸め女の子に当たらないように包み込む
炎弾が次々とシュガーに命中し爆煙に混じったペイント魔弾も身体に付着する
《ぐぅ…ハァハァ…何!これ魔力の混じったペイント!まずい…》
次の瞬間ドン!ガシャン!ガシャン!バチバチ…
《キャー……痛い力が抜けていく…やられた!》
シュガーを覆っていた爆煙が晴れていきそこには全身深い傷を受け血を流し足に拘束具が装着されたシュガーの姿があった。
バンド《ヒャハァー!やったぞ!ついに捕らえた!ヒャハハハ…》
残ってるブラックスコーピオン全員が大歓声をあげシュガー見つめていた。
これでちび女奪ったらあの女をいたぶって玩具にして全員で壊れるまで遊んでやれ!
男達はゲスに笑いをとばす
ヒャヒャヒャ……
隠れてみていたルル達も怒りが抑えられない状態になってた
キキ〈うち許せないにゃ!あいつら全員殺すにゃ!フウ!〉
ルル[待ってキキ!あいつらまだかなりの人数いるしまだどんな魔道具使って来るかもわかんないから動いたらダメ我慢して!]
キキ〈じゃうちだけでも行くにゃ!じゃないとあの人もユウリも殺されちゃうにゃ!〉
シュガーこの状態はまずいっち最悪は生命量と魔素量全て使ってこの子だけは助けることは出来るけど感知出来る範囲に助けてくれる仲間がいないと難しけどそんな事言ってられないね…
あいつらが来る前に究極奥義使うしかないっちゃ…
うん?さっきから気になってたけど少し離れたところにあるこの魔力…
この魔力この子の仲間かな私の中にある魔力の一部と同じだぁ…
同じ魔力なら念話で伝わるはずだから二人に念話をつなぐ…
《ブラックスコーピオンの後ろに潜んでる人聞こえる?》
《今念話で話しかけてるのどっちでもいいから念話を返して!あまり時間がないっち!》
ルル達は突然頭の中に語りかけられビックリしている
ルル[これって念話?]
キキ〈にゃにゃ!頭の中に何か語りかけられてるにゃ!〉
ルルは念話に答える
ルル[はい!念話聞こえてます]
シュガー《あなた達はこの子の知り合いかな?魔力量もうあんまり残ってないから簡潔に返事お願い!》
ルル[はい!その子は大切な家族です]
シュガー《理解した!私はもうダメだからあいつらが来て捕まる前にこの子だけあなた達がいるところに飛ばすから受け止めてほしいっち!》
ルル[はい!私が受け止めこの子を守ります]
シュガー《OK!じゃ家族の元に返すね!》
ルル[その子を飛ばした後はどうされるのですか?]
シュガー《私のことはいいからこの子が無事ならそれでいいっち!》
シュガー《そうだ!最後にお願い聞いてくれるかな?私がそっちにこの子を飛ばしたら振り向かずこの場所から全力で離れて!それとその子が目を覚ましたら私の名前を伝えてほしいの…私の名前はシュガー》
それっきり念話は途絶えたルルが念話を飛ばしても返事はなかった…
ルル[何か嫌な予感しかしないよぉ…]
ルルは焦り考えがまとまらない!
絶対ヤバいよ!あの人死ぬ気?ユウリを命をかけて守ってくれた人を私達は何も出来ず見てるだけ?どうすればいいの!
お母さん!早く来てよ!
キキ〈うちもなんか胸騒ぎする早くなんとかしないと取り返しのないことになるにゃ!〉
キキも焦るあの人ユウリのこと知らないのに命がけで守ってくれてるのにうちら何も出来ない…マジ悔しい!ユウリもあの人も助けてあげたいにゃ!母さま早く来てにゃ!うちらじゃどうしていいかわからないにゃ!早く!
ルルもキキも魔力最大にしてユリエラ達に念話を飛ばす!
ルル[お母さーーん!]
キキ〈母さーーーーま!〉
「あらあら二人ともどうしたの?」
ルル・キキ〈[母さん!ま!]〉




