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五章、封印の因子を持つ者

〔ダークローズアジト〕


エイガとネイラ。


そして前一人いる幹部の目の前にはビジョンが浮かんでいる。


「残る候補者は四人か、全員殺すんだろ?」


もう一人の幹部カッシュはそう言った。


「ええ、皆殺しにすれば必ず当たりを引けるでしょう」


細かいことを考える必要はない。


残り四人を全員殺せばそれだけで封印の因子を破壊出来る。


魔人達はこの考えで動くつもりだ、


「あはっ、簡単だね」


ネイラはその話を聞いて邪悪に笑う。


もうすぐ自分達が邪神と共に世界を統べる事になると思って。


「ネイラ、あなたは皆殺しと並行して更なる強化魔人の作成を行いなさい」


「はーい」


アリアナとルシラは中々の完成度の魔人だがまだまだ戦力としては頭数が足りない。


そのため後二人は強化魔人が戦力として欲しいところなのだ。


「早速、リストに上げてる候補者をルシラとアリアナに捕まえさせるよ」


「任せましたよ」


「うん」


ネイラは手を振ると部屋から出て行った。


「カッシュ、あなたは私と共に候補者の皆殺しを」


「へへっ、了解」


ダークローズの動きは活性化する。


魔人が統べる世界を作るために。




〔フィンの街〕


ルシラが街の上空に現れた。


ここに候補者のうちの一人がいるのである。


「うふふ、いた」


ルシラはその者を見て邪悪に口元を釣り上げると一気に急降下して目の前に着地した。


「!?」


いきなり現れた魔人にその者S級冒険者エイは驚く。


「あなたを迎えに来ました、さぁ?共に素晴らしい世界へ…」


「くっ!」


嫌な予感がする。


そう思うエイは転移して逃げようとしたがその前にルシラは彼女を抱きしめ既に口の中に含んでいた強化魔瘴石を入れた。


「あああ!?」


こうなると後は簡単だ。


あっという間に強化魔人となってしまう。


「はぁはぁ…へへっ、最高の気分だぜ…」


魔人となったエイは立ち上がるとルシラを抱きしめ濃厚なキスを開始した。


互いの身体を触り合いながらのキスは一分ほど続きキスを終えた二人はアジトに帰還する。




〔メレーの街〕


対するアリアナはメレーの街にいた。


「みいーつけた」


候補者を空から探し見つけたアリアナはその者の目の前に現れた。


「なにっ!?」


その者ミシャは驚く。


「あなたを魔人にしにやって来たんだよ?」


そう言って谷間の間から魔瘴石を取り出したアリアナはミシャを地面に押し倒すと口を無理矢理開かせ魔瘴石を入れた。


後は同じであっという間に魔人化してしまう。


「はぁはぁ、ああ…なんて良い気分なのかしら…」


ミシャも魔人化した身体を満足気に受け入れた。


「うふふ、頑張ってあのお方のために働こうね?ミシャ」


「ええ…アリアナ…」


ミシャは色っぽく微笑みながらアリアナの胸を揉み始めた。


「うふふ…」


アリアナはミシャの下半身に手を伸ばし触り始める。

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