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それぞれの想い
〔サキュメアーレ王城〕
「ねぇねぇリア」
仕事が終わりのんびりと王城内の廊下を歩いているアーリアにルミナは話しかけた。
「なぁに?ルミちゃん」
アーリアは首を傾げてなぁに?とする。
「さっき受け止めて貰ったアルゴ王子、どう思ったの?」
「へっ!?あーうん、男の人って手大きいんだなって」
アーリアは背中に感じた大きな手をとても頼りになると思った。
アーリアは確かに強いがしっかりと一人の女の子である。
そのため男性に対してそのように思うのである。
「そっかそっか、了解」
「なぁにー?」
「なんでもー」
何か含みがあるルミナにアーリアは何か言いたい事があるのー?と尻尾で突くがルミナはニヤニヤしながらはぐらかすのであった。
〔馬車〕
一方のアルゴは馬車の中でアーリアの事を考えていた。
「かなり強いと聞いていたが、小さかったな」
十五歳とは思えないくらいに強いとアーリアの事をアルゴは聞いていた。
しかしアクシデントが起こって抱き留めた印象は小さいであった。
「あんな小さな体で頑張っているんだな」
アルゴはそう思いながら自分の国に帰るまでも帰った後もアーリアの事ばかり考えるようになるのであった。




