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二話、ダークエルフの森へ

〔ブラッドスフィア王城〕


朝起きると部屋の中でルミナが待っていた。


「おはよルミちゃん」


アーリアは伸びをしつつ親友に近付き手を握った。


「大丈夫?」


「ふふっうん、ただあなたが許せないように、私ももっとダークローズを許せなくなっただけだわ」


ルミナはそう言うと確かなダークローズに対する怒りを見せた。


「うん、絶対に倒そう」


「ええ」


二人は頷き合いお互いの手を強く握り合った。


「おはようございます、お二人とも」


そうしているとメルティとフィリーも起きた。


「二人ともおはよ、今日はこれからダークエルフが暮らしてる森に入ろう」


「了解した、しかし森の中は安全なのか?」


未開の地と言う時点で危険があるのでは?とフィリーは思っている。


「手紙には魔物に気を付けてって書いてあったみたい…」


つまり道中危険と言う事だ。


心して進まないと死が待っている可能性すらある。


「油断しちゃダメね、その時点で」


「だね」


アーリア達は油断しないようにすると決め合うと転移してダークエルフの森の近くまで転移して行った。




〔ダークエルフの森〕


アーリア達はダークエルフの森に到着した。


サキュメアーレの近くにある森などで修行をしていたアーリアとルミナであるがその森はこんなに不気味ではなかったためアーリアは尻尾をシュンとさせる。


「ほらアーリア、怖いのは分かるけど進むわよ」


「うん…」


ルミナは若干怖がっているアーリアの手を握ってあげると進み始めた。


「私も正直言って怖いですね…未開の地ですからどんな魔物がいるのかすら分かりませんし…」


そうどんな魔物がいるのか分からないのが怖い。


アーリア達が戦って来た魔物はこれまでは同レベル帯の魔物だがとんでもない高レベルの魔物がいる可能性があるのだ。


「噂をしていれば早速魔物だ、倒すぞ!」


現れたのはエルダーゴブリン。


通常のゴブリンよりかなり強いゴブリンだ。


「カァ!!」


エルダーゴブリンの動きはゴブリンとは全く違う。


アーリアはその動きを見て魔装を呼び出すとゴブリンの剣を受け止めたが腕が跳ね上がる。


見た目は通常のゴブリンと変わらないのに力の強さが全く違う。


アーリアはすぐに切り替えて懐に潜り込むと心臓を突き刺し仕留めた。


「まだまだ来るよ!油断しないで!」


エルダーゴブリンは次々と襲いかかって来る。


アーリア達は油断せずゴブリン達を次々と斬り伏せて撃ち抜いて倒して行く。


「ふぅ…」


アーリア達はエルダーゴブリンに勝利したが一回の戦闘でかなり疲れた。


その代わりに経験値もかなり入ったのだが。


「強いわね…出来る限り魔物に合わずに進みたいわ…」


「だな…」


そう言っていると魔物が現れるものだ。


「また来たよ!」


次現れたのはファイアバード火を纏った魔物である。


アーリアは突撃攻撃を飛んで避けると回転斬りで斬り伏せる。


「撃ち落とせ!」


次々と飛来してくるファイアバードを確実に倒す。


ファイアバードの動きは単純であるため先程のエルダーゴブリンよりは怖くはない。


「ファイアバードは危なげなく勝てたわね」


そのためファイアバードは楽に勝てた。


アーリア達は油断せず周囲を見渡し魔物がいないのを確認するとその場で休憩する。


「この後もこんな魔物が大量に出て来るわ、油断せず行きましょう」


「うん」


アーリア達は休憩を終えると警戒をしっかりと行いつつ森の中を再び進み始めた。

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