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ルミナの里帰り
〔サキュメアーレ王城〕
「ルミちゃんルミちゃん」
アーリアはお風呂上がりで髪の手入れをしているルミナの元にとことことやって来た。
もちろん一人の女の子としてアーリア自身も自分の髪の手入れを終わらせた後である。
「んー?なぁに?リア」
ルミナは髪の手入れをしつつ首を傾げる。
「ダークエルフの里の場所が分かったら私達で行くじゃない?それで気付いたんだけど、吸血鬼に挨拶してないじゃん…」
「あっ…そうね…」
ちなみに吸血鬼達は何代にも渡って魔王の右腕を担当して来た者がいるくらいに魔王に対して忠誠心が高い種族であるためアーリアが会いに来ない事は全く気にしていない。
ルミナが側にいるならそれで構わないと思っている。
「だからさ、あなたも家に長い間帰ってないし、ダークエルフの里に行く前にまずは吸血鬼の長に会いに行かない?」
「良いわよ、お父様に手紙を送っておくわ、あなたが会いに来るってね」
「えへへ、お願いね?ルミちゃん」
アーリアはルミナの顔を覗き込んで微笑むと彼女から櫛を受け取り髪を整え始める。
それを見ていたメルティも自分もやって欲しい!と言ったためアーリアはやってあげた。




