28/147
女魔人は笑う
〔ダークローズアジト〕
ダークローズのアジトにてナタリアは専属の餌としている夫の腕に抱き着いていた。
「うふふ、あなた?見たかしら?私達の息子が立派にあのお方のための王国を作ったのよ?」
ナタリアはそう言いながら夫の頬に顔を近付けると舐めたそして唇を奪う。
「…許されぬ事だ」
ゼーリアが建国しそして代々守り続けて来た王国がかつて魔族が敵対していた魔人の国となった。
アレンとしては絶対に許されない事だと思う。
「あはっ、あなたったら何も出来ない癖に何が許されない事なのかしら?今だってあなたに出来ることは私の餌になる事だけでしょう?」
そう言ってナタリアは夫の手を自分の胸に持って来させると揉ませる。
「うふふ、あなたは私が飽きて捨てるまで永遠に私の奴隷よ、私がさらに強く美しくなるためのね?」
「…必ず俺の娘達がお前を止める日が来る」
アレンは娘達を信じている強い瞳を見せた。
「ああん…その目素敵よ?アレン、そんな目で私を見ると火照って来ちゃう…」
色っぽく行ったナタリアは怪しく微笑みながら夫を押し倒し唇を奪ったから再び交わり合い始めた。




