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体の自由が効かない

〔サキュメアーレ〕


王城内。


妹と対峙する姉二人は焦っていた。


(くっ…身体の自由が効かん…勝手に動く…)


サーリアはどう頑張っても兄に埋め込まれた魔瘴石の影響で身体が言うことを効かない事に焦る。


(アーリア…どうか私を倒してくださいまし…)


ネーリアも可愛い妹と戦いたくなどないが身体も口も勝手に動くためどうしようもない。


しかしそんな二人に希望が訪れる。


(アレは聖女か!)


サーリアは現れたメルティの姿を見たことがある。


現代で三人いる聖女の一人だ。


(なんと言う幸運か!聖女の浄化魔法ならば我々に埋め込まれた忌々しい魔石を浄化出来るだろう!しかし…今の我々にあの三人が勝てるかどうかだな…)


サーリアは体の自由が効かない以上アーリア達に自分に勝ってもらうしかないと思う。


「フハハ!!聖女が増えたからとなんだと言う!殺してやるぞ!!」


魔瘴石の意思が動かす口はアーリアを殺すと言っている。


サーリアとネーリアは魔石を忌々しく思いつつもアーリア達の勝利を願う。

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