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邪王帝国ダグギルズ

〔サキュメアーレ王城〕


アルゲイドとダークローズの決別から三ヶ月後世界中の空に突然ビジョンが現れた。


そのビジョンには玉座にアナスタシアが映っている。


「私の名はアナスタシア、この世界を支配する予定の邪神よ」


名乗りを上げたアナスタシアはニヤリと笑う。


「私は今日よりこのダグギルズの帝王となるわ、それと同時にダグギルズを邪王帝国ダグギルズと改名する、そして」


アナスタシアが呼び寄せると黒光りする露出度の高い漆黒のドレスを着た少女アーリアが現れた。


「この子アーリアを私の妻として迎えたわ、これよりこの子は邪王王妃の名を名乗る事となる」


邪王王妃と名付けられたアーリアは邪悪に笑った。


「さて、これより三日以内に私に従うと言う国は申し出なさい、そうすれば生かしてあげるわ、でも従わない場合」


アナスタシアは別のビジョンを映す。


そこには天から降り注ぐビームにより消滅する国の姿が映っていた。


「こうなるわ、だから私に従う事をオススメするわね」


アナスタシアはここまで言って世界中の空からビジョンを消した。




〔邪王帝国ダグギルズ〕


放送を終えたアナスタシアの腕にアーリアが抱き着く。


「うふふ、素晴らしい演説でしたよ?ご主人様」


アーリアはそう言いながら何度も何度も何度も夫の頬にキスをする。


「うふふ、ありがとう、さてアーリア、早速だけど計画を始めるわ、まずはルミナ、我々の最大の障害である彼女をこちら側に引き入れるわよ」


「…分かりました」


不満であるがご主人様であり夫でもあるアナスタシアの命令だ受け入れるしかないアーリアは頷いた。


次回から最終章となります。

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