五話
〔エレキネル高原〕
アーリアとルミナの戦闘が続いている。
ルミナはこのままだとジリ貧だと思う。
やはり徹底的な改造により強力な力を得ているアーリアはとんでもなく強い。
このままただただやり合っていたら負けるのは自分だとルミナは思う。
「来て!」
だからこそだルミナは自身が得た雷を吸収する事で一時的に力を増す事が出来る能力を使うため剣を天に掲げた。
すると雷が飛来しルミナの身体に吸収された。
「!」
アーリアは警戒からがその直後ルミナの手から砲撃が放たれる。
「ライジング!インパクト!」
「!!」
アーリアはその強力な一撃を腕をクロスさせて受け止めた。
「きゃあぁ!?」
しかし押さえ切れずに吹き飛ばされ大きなダメージを負う。
「はあっはっ…この…」
現在の力を得て初めての大きなダメージ。
今の自分の力に誇りを持っていたアーリアは怒る。
「このまま行く!」
このまま勝ち切る。
そう思ったルミナであるが今のアーリアはやはり強い。
ルミナがもう一度砲撃を放とうとした瞬間を狙いダークネスブラスターを放つ。
「あぁ!」
ルミナはその高威力な攻撃に呑み込まれ地面に倒れる。
アーリアと違ってルミナは動けない。
「フン、その程度の力で私に勝つ気満々だったのが本当に笑えるよ」
アーリアはクスクスと勝ち誇ったかのように笑いつつルミナの顔を踏み付けた。
「どーお?才能がない私でも改造をして頂ければこんなに強くなれちゃうんだよ!あはは!本当に素晴らしいよね!」
才能がなくても関係はない改造と洗脳で圧倒的な力を与えれば最強の存在となれる。
アーリアは才能がなくても自分をゆっくりここまで強くしてくれたアナスタシアに対して更に心酔する。
「そんな力…偽物よ…」
アーリアに踏み付けられているルミナは痛みを感じつつも今のアーリアの力は偽物だと言った。
「…フン、本当にあんたみたいな奴ってムカつく…才能がない奴はこうでもしないと強くなれないんだよ!」
アーリアは怒りルミナの顔を踏む力を強める。
「違う…あなたは才能がなかったとしても強くなるために努力が出来る子だった…そうでしょ?」
「あーそうだねー、でもあんたみたいな才能に溢れたお方に努力をしても無駄だって散々思わされたんだよねー、だから私はもうそんな方法で力を得たりはしないよ、だってご主人様から力を貰えば強くなれるんだもんん!」
アーリアはここまで行ってルミナを蹴り飛ばした。
「はぁはぁ…」
するとルミナは立ち上がり剣を構える。
アーリアを救うためにまだまだ戦うつもりなのだ。
「そこまでボロボロになってもうまともに戦えないお前と戦っても何も楽しくない、だから今日はこれで終わりにしてあげる」
アーリアはルミナに対し見下した表情を見せてから転移して消えた。
「…」
ルミナは今回も全く言葉が届かなかった事を悲しく思う。
〔ダークローズのアジト〕
ルミナとの戦闘から十日後。
アーリアはアナスタシアに与えられた仕事をこなしながら過ごしていた。
「ルナアークですか?」
「ええ、私達の行動に乗じて動き始めた組織だわ」
アーリアはアナスタシアから別の犯罪組織について教えられていた。
「アナスタシア様、例の組織が街で破壊活動を行ったようです」
エギルからの報告を受けたアナスタシアはビジョンを表示させた。
「生意気ねぇ?私達の行動に乗じて動き始めるなんて、そうは思わない?アーリア」
アナスタシアはそう言いながら手を伸ばしアーリアの胸を揉み始める。
アーリアの胸はアナスタシアの手によって改造されKカップまで大きくなっていた。
アナスタシアのこの大きさと揉み応えと重量感に対して非常に満足している。
「はい」
アーリアはアナスタシアに胸を触ってもらえて嬉しそうにしつつ頷いた。
「決まりね、こいつらを根絶やしにするわ、早速だけどアーリア?動きなさい」
「はっ!」
アーリアは返事をするとルナアークを根絶やしにするため行動を開始した。




