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劣等感
〔ダークローズのアジト〕
アーリアはイラついた様子で部屋の中にいた。
仮想世界で産まれたアーリアと言う少女は幼い頃から劣等感を感じながら生きて来た少女である。
幼い頃は魔法が使えずアナスタシアに植え付けられたものであるが周りにそのせいで蔑まされていたと思っている。
そしてようやく魔法を使えるようになったと思ってもそれは与えられた力で更にはアナスタシアに力を与えられないと強くなれない。
「チッ…」
対するルミナは己の中にある力を解放すれば強くなれるその差が今の力を手にしてもアーリアに劣等感を感じさせており深い嫉妬と生み更に心を闇に染めて行く。
「私には何もないのに…どうして…」
何もない自分に力をくれるアナスタシア。
アーリアにとって彼女こそ救いであり心酔する理由である。
「もっともっと…私を強くしてください…ご主人様…」
そうしなくては自分には何もないままだ。
アーリアはそう思いながらベッドの上で眠り始めた。




