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何重にも施される洗脳と改造

〔魔瘴石内部〕


魔瘴石の内部ではアーリアをアナスタシアの忠実な魔人とするための洗脳と改造が継続されていた。


「…」


洗脳工程はその体感時間を1000倍にする事で短時間で非常に邪悪な心を持った魔人にへとアーリアを作り変えて行っている。


そして改造工程は内部に入り込んだ触手による手術や突き刺さっている針から送られる薬品での強化が行われている。


その改造でアーリアの身体は何度も何度も壊れているがその度に魔瘴石は治してアーリアの身体をよりアナスタシアが理想とする最強の魔人にへと近付けて行く。


「うふふ…完璧だわ…」


タブレットに映るアーリアのデータを見るアナスタシアは満足気に笑う。


何故なら自分の右腕とするために改造している少女の完成度が己の理想とする数値とほぼ合致しているからだ。


それに加えて自分のために忠実に働くように強力すぎる洗脳を施している。


ここまで完璧に作り上げた魔人ならば人類も魔族も勝つことなど出来ないだろうとアナスタシアは思い邪悪に笑う。


「さてさて、これで全工程が完了したわ、さぁ目覚めなさい?私の可愛いアーリア?」


アナスタシアがアーリアを呼ぶと巨大な魔瘴石か吸い込まれるように消えて行き吸収が終わるとその中央には一人の少女が立っていた。


「あはっ」


中央に立つ少女は目を開く。


その瞳は邪悪さを感じさせる赤に染まっていた。

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