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洗脳

〔アーリアの精神世界〕


アーリアは気付くと精神世界の中にいた。


するとアナスタシアが目の前に現れる。


「うふふ、今あなたを見たわ?」


アナスタシアはアーリアを抱きしめると話し始める。


「あなた、自分が嫌いなのね」


「…」


「酷いわぁ?周りの子達はそれが分かっているのに何もしてくれない、あなたがあなたを好きになれるようにしてくれないの」


「これは私自身が解決しないとない事で…」


アーリアは俯きながら言う。


「違うわ?だって私ならあなたを幸せにしてあげられるもの」


「どうやって…?」


「そんなの決まっているわ?私と一緒にあなたが幸せになれる世界を作れば良いのよ、私のものとなり私のために働く、そうすればあなたが幸せになれるあなたが自分を好きになれる世界が生まれるのよ?」


アナスタシアは深く深く侵食して行きアーリアの心を邪悪に染めて行く。


こうする事でこの少女を自分のために働く最強の魔人にしようとしているのだ。


「でも…みんなを私は守らなきゃ…」


「あんな奴らあなたを利用しているだけよ、私と違ってね?私はあなたが私のものになってくれるなら永遠に愛するわ、あなたを利用しようとしているだけのあの子たちと違ってね?」


「違う…みんなは私を利用しようとなんて…」


「しているわ、あなたはずっとね?」


「どうしてそう言えるの?」


「言ったでしょ?あなたを見たと、あなたは本当は戦いたくなんてない子なのにずっと戦わされていた、周りの子達はそれに気付かずあなたを利用し続けていたのよ」


「…」


もちろん全ての言葉がアーリアを自分のものにするための言葉だ。


しかし邪悪な力に侵食され心が弱っているアーリアは受け入れて行ってしまう。


「さぁ決めなさい?アーリア、私のものになって幸せになるか、このままずっと辛い思いをするか」


「私は…幸せになりたい…」


そして弱った心はアナスタシアが与えると言う幸せを望んでしまったのだ。

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