~1部1章~しけんかいしぃぃぃぃぃぃ!
前回のあらすじぃ
手加減を知らないアカリ!殺人級の魔法を行使 対するフェティ防御の為に殺人級のビームを発射 致命傷の二人! 蜃気楼を行使するのはワンピーOを思い出して取り入れる事にしたよ ちなみに剣魔法のギミックをフェティにマスターされてたのに結構凹んでた
バサバサッ チュン? ジィー
チュンチュン チュンチュン ピエ゛ーーー!!!
あいかわらずうるさい朝だなぁ……
「おはよう、アカリ覚悟はいいですか。」
んー片腕が無いとは思えない程の恐ろしい美貌、私ですら見とれちゃうね。
「昨日フェティと模擬戦した時よりは覚悟してないけど、十分だよ。」
さくっと朝ごはんを食べて、ついでに夜ご飯の仕込みをする。
本当ならこの間にすこし身体を動かしたいけど、あの料理を作るなら絶対に妥協なんぞしたくない。
牛肉を一口サイズ、玉ねぎを輪切りに、ニンニクを噛み応えがギリギリ残るぐらいに刻む。
次は汁を作る、醬油、酢を3:2の割合に砂糖とブラックペッパーと塩コショウを入れて、肉をぶち込む、肉を揉み込んで冷蔵庫にしまう。
よしこれで準備はおっけー、試験に向かう用意をしよう。
まずはフェティの着替えを手伝ってあげる、持ってる服はみんなおしゃれだけどなかなか着るのがめんどくさい。
よくこういうの毎日着れるなぁ、ワタシだったらめんどくさいもん、露出多いし。
ワタシも制服に袖を通す、って思ったけどまだ入学してないんだった、礼服に袖を通す。
そういえばあの二人も入学が決まる前に服を作りに来てたな、ご飯を食べた時の話ではウィルハルトさんからすると入学は確実っぽいけど。
実力ある人ならみんな作りに来るっぽいから、服屋の人も普通の反応だったし。
朝食を後にし、ワタシ達は学園に向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ソフィア学園 入学試験 試験会場はこちら
物理科← 共学科・特学科↑ →魔法科
校門前に看板があった、ワタシ達は真っすぐ一番でかい校舎に向かえば良さそうだ。
「来たわね、アカリ!おはよう!待っていたわ!」
「おはよう、アカリ」
声がした方を向いてみるとヘリテとゼインが待っていた。
「おはよう二人とも、わざわざ待って、え!?」
「え!?どうしたんですかフェリティーナ様!」
「昨日アカリと模擬戦をしましてね、落とされてしまって、アカリも危うく死にかけましたし。」
「模擬戦って何か知らないのかしら?私が知っているのは死にかけもしないし腕も落ちないのだけど。」
「普通は寸止めとかするんじゃないかな、威力を抑えるとか」
「私が死ぬぐらいの威力なら、フェティなら死なないと思って。」
「はぁ……まず自分が死ぬ威力は模擬戦で使わないと思うわ。」
呆れられてしまった。
ゼインも激しく頷いている。
実際片腕くらいなら生えるらしいし良いじゃないか。
「まぁいいわ、行きましょう。試験官たちが待っているわ。」
ワタシ達は歩きながら話を続ける。
「2人も特学科を受けるの?」
「本当はそんなつもり無かったんだけど、貴方と出会って考えが変わったの、友達には負けられないじゃない。」
となりのゼインは全然考え変わってないって感じの反応してますけど、まぁ受けないよりはずっといいのかな?。
「私たち、これでも1ヶ月で途方も無いほど努力したけど、歴史上の中でもトップと言われるエルフの右腕を落とすなんて、アカリがどれ程努力したのか考えたくないわね。」
「奇策が刺さっただけだよ、まず奇策が成功するかどうかも掛けだったんだから。」
「蜃気楼を使ってくるとは思いませんでした、風対策の火纏いの魔法を利用されるなんて。」
「相手の魔法を戦略に組み込んだ訳ね、やるじゃない。」
そんな事を話していると受付についた。
「ソフィア学園にようこそ、名前は?」
「アカリ・フェリティーナ」
「ゼイン・ムート」
「ヘリテ・カファロス」
カキカキ
「ありがとうございます、ではこちらの番号をどうぞ胸の辺りにつけておいてください。」
接着用の魔法が使われているのだろうか?胸にピタッとくっ付いた。
「特学の試験官は何処に?ミス・クロウズ」
「あちらですよフェリティーナ、校長方がお待ちです。」
私達は比較的小さな広場の方に向かうと3名の教師が待っていた。
「初めまして諸君、校長のルノリウス・オニロじゃ、そちらの大剣を持った方が蒼天流6級のトニー・オムス先生で、魔女の方が変身と呪文魔法のアディナ・キューリ先生じゃ、時にフェリティーナ先生その腕はどうしたんじゃ?これを飲むといい。」
トニー先生はゴツイ大男だ、30代前半に見える、その年で6階級ある中の最高級とは……
アディナ先生は怖そうなおばさん強そうで厳しそう。
なんだか怪しげな緑の薬が入った小瓶を校長が取り出した、正直恋人に飲ませるには怖い色だ。
「模擬戦でアカリに落とされてしまって、片腕で済ますのにアカリが死にかけてしまいました。」
ゴクゴクと飲むと右腕がゆっくり生えてきた正直だいぶキモイこんなことあるんだ。
そして2人の先生方はその事実を聞いてドン引きの反応を示していた、声に出てないだけまだマシかもしれない。
「それはそれは怖いのう、ここで魔法や流派を学ぶ前に常識を学ぶ必要があるかもしれんな。」
「試験の内容は何なんですか?実技だとは思いますが。」
「アカリ、剣魔法の研究成果を見せてあげるといいでしょう。それだけでも十分な筈です。私の右腕を落としたことも含めて。」
「剣魔法ですか……あの魔法にどんな研究要素があると?面白いことを仰いますね。ミス・フェリティーナ。」
おばさんが口を挟んできた、こいつ生徒に嫌われてると思う。
「『ベングディス(風の剣よ)』『ベンディッタ(風の矢よ)』」シュッシュパン
「これは……」「ほほう」「随分早いな」「これって?」「えーっと?」
「本来遅いはずの剣魔法からの切り替えを早めてみました、仕組みは秘密です。」
で良いんだよね?と思いフェティの方を向く、うん真顔だけど満足そう。
私以外が居る時声にも顔にもあんまり感情乗ってないよね。
「魔法に対する知識は十分じゃろう、あとは実戦じゃな、お主はどちらと戦いたい?」
魔女ならフェリティーナで充分だし、近接対策が上手くいくかも見たい、これはもう一択だろう。
「トニー先生、お願いします。」
「良いだろう、相手になってやる。」
そういうとかなり距離を開けてくれた、魔法使い相手にその距離を取るのは、自信の現れか、もしくは優しさから出るものか、どちらにせよ後悔してもらおう、それくらいは出来ないと入学が出来なそうだ。
「『ベンカディーレ(風よ降れ)!』」
殺傷力は無いが、辺り一帯に風の重圧を掛け。
「『ベンインベスタム(風よ纏え)!』」
自分は風を纏い重圧の影響を受けなくする。
「さぁ、いつでもどうぞ?」
「仕掛けなくていいのか?」
風の重圧はかなりの圧力のはずだが、トニー先生も余裕の笑みを浮かべている。
「少しは距離を詰めてあげさせないと可哀想でしょう?」
笑みが消えた。
「あまり笑わせるなよ」
凄まじい速度でこちらに向かってくるのを見て、ワタシも距離を置くべく全力で逃げ出す。
蒼天流は一撃で仕留める事に重きを置いている。
最高級である6級に近づかれたら、どう考えても防げる訳がない。
じわじわと距離を詰められている、まずは足を止めよう。
「『フララミーナ(水の刃よ)!』
スパァ
なんなく切り落とされてしまった、魔法を小出ししてもあまり意味はなさそうだ。
「『ソルムーロス(土の壁よ)!』
5人隠れるぐらいの壁を生やし。
「『ベンラミーナ(風の刃よ)!』
それを切り離す、吹き飛べ!
「『ベンエクシ(風よ放て)!』
一瞬で組み立てたコンボだったが流石に躱されてしまった。
でもその先は用意してある、足を止めないと出来ない芸当なので回避させる事で少し時間を稼がせてもらった。
できる人なら魔法使いから目を離さない為に回避してくれると思った。
「『ベンディッタトゥルバ(風の矢の大群よ)!』」
10数本の矢を生み出し、トニー先生へ飛ばす。
「その程度屁でも無いわ!」
大剣を盾にしながら突っ込んでくる、それなら!
「『ベンーション(風よ爆ぜよ)!』」
トニーに当たらない矢をすれ違いざまに爆破させる
「ぐお!だが軽いな!」
魔力強化のせいで全然ダメージが通らない!もう追いつかれる!
「もう終わりか?」
「いいや、恋人の見てる前で情けない姿見せれる訳ないじゃない?『ベングディス』!」
来る!切り上げ!受けるのは不可能、左上に受け流す!
「ぐうっ『ベンーション』!」
そんな事は勿論出来る訳がないので剣がぶつかった瞬間に剣を爆破させながら後ろに飛び距離を取る。
服のおかげで切り傷は無いが風の刃が身体を叩いたのを感じる。
だが距離を取ったのも束の間、もう大剣の間合いの中だ。
こうなったらやるしかない。
剣速と筋力で勝てる訳はないが、手数でカバーだ。
「『ベングディス』!『ベンディッタ』!」
剣魔法で受け流しもといぶっ飛ばされて距離を取る、矢魔法で攻撃をする、を繰り返すが攻撃は一切通らず、一方的に削られる。
何か手を考えなければ!いや!右手なんていらない!
「『ソルクルーム(土の柱よ)!』」
右の手の平から柱を出し、纏った風も魔力も全て集中させ、大剣を受け止める。
「なるほど!」
トニーの腹に杖を突きつけて叫ぶ。
「『ベンディッタ』!」
風の剣はトニーの腹を貫通した。
性格も相まって作者の都合的にもあんまり喋らないゼインくんいつか救いの手は来るのか
アディナは口調で勘違いされやすいが良い人である ちな最初から本気だったらなんの魔法も出せずに大剣で切りつぶされてる




