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~1部1章~しけんごうかくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!

前回のあらすじ

性格が悪そうなアディナ先生、豪快なトニー先生、順当に強そうな校長、わりと死ぬギリギリで大剣を止めたアカリ あの礼服じゃないと首飛んでた

「そこまでぇい!」


「はぁスゥー……はぁスゥー……合格ですか?」

 痛い……魔力も無くて視界も霞む、右腕どころか右手から鎖骨までしっかり大剣が食い込んでしまった。

「もちろんだ!やるではないか!!!」

ワァァァァ!キャァァァ!

 歓声が聞こえる、知らないうちに他の受験生が集まっていたらしい。

 フェティとヘリテが抱き着いてきた、ゼインも駆け寄ってくる。

「やりましたねアカリ、よく頑張りました。」


「大剣に突っ込んだ時は首が飛ぶかと思ったじゃない!あんまり心配させないでよ!」


「すごいね、トニー6級に傷を負わせるなんて、あの人が血を流す事なんてほとんどないよ。」


「すばらしい、君ならではの戦い方を見せてもらったのぅ。何かしらの流派の授業も取るといいじゃろう。」


「もちろんそのつもりです。魔法だけではフェティに並べなそうですから。」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


その後二人の試験を見る事にした。

 ゼインはトニー先生を選び試験内容はどれだけ攻撃を防げるか、というものだった。

 ヘリテはアディナ先生を選び、アディナ先生が生み出した課題にどれだけ対処出来るか、というもので。

 フェティも妖精魔法の試験官となりフェティの魔法にどれだけ対処できるか、といったものだった。

 アリシスも来ていて、傲慢そうな態度で物理科受験生や他種族達を見下していた。

 フェティを試験官に選び、ワタシと似たような実戦形式となった。

 雷魔法が得意なようで、ワタシの風魔法より上手く使っているようにも見える。

 あの人も将来的には雷を極めたエルフとか言われるのかな?

 それにしても他の魔法使わなかったな……何かしらの理由があるのだろうか?

 3人とも受かっていた、もう別に帰ってもいいのだが、ワタシ達は試験を見る事にした。

 受かったのは全部で7人、実戦形式だったのは3人だけ、最後の一人はドラゴニュートで留学をしたいようだ。

 もしかしてだけど、実戦形式の時点で特学科は決まったような物では?

 試験が終わって帰ろうとした時、件のドラゴニュートが話しかけてきた。

「ちょーまってー!君さ!さっきマジパなかったじゃんね!あーし『ハイト・ドラコーニス』こっちに来たばかりで友達いなくてさ!友達ならん!?」

 元気いいなぁ……さっきトニー先生にぶっ飛ばされてたのに。

「いいよ、ワタシも君の事知りたかったんだ。もしよかったらハイちゃんって呼んでもいい?」

 女王の伴侶となるものとして他種族との交流も必要だろう、ここは出来るだけ魅力的に振舞おう。

「いいの!?あんがとー!」

 飛びついてきた、ちょっ黒くてデカい胸のせいで息ができない。

「女の子の友達なんていなかったからちょーアゲ~!これからよろしくぅ!名前は!?」

 いや喋れないんだが!?

「あまりくっつかないで下さい。」

 フェティが引きはがしてくれた、窒息するところだったわ。

「ワタシはアカリ・フェリティーナ、となりにいるフェリティーナ・ファタの恋人だよ。」


「マ?王族なん!?おそろっち!あーしも王族♪」

 え?は、まって?他種族交流とかのレベルじゃなくなったが?

「えぇ、私はアカリと王になりますから、アナタが王になったら挨拶に行きますね。」


「王族とかむりぽよ☆あーしにはキャパいわ♪楽しく戦えればよき!」

 良い子だなぁ、この子と仲良くなるに越したことはないね。

 ていうかフェティ、なんにも言わなかったけど王族なの気づいてたな、まぁ苗字ドラコとか入ってるからギリ察せなくはないけど。

「じゃ、あーしそろそろ帰る!おつハムニダ~!」

 そう言うとハイトは飛んで行った。

「バイバーイ、ハイちゃん」

 何故かフェティが口をとがらせていて。

「胸ですか?あだ名を付けるなんて、やはり大きい方が?」

 

「そんなんじゃないよ!?ただ他種族との親睦は深めた方が良いと思って、まさか王族とは思わなかったけど。」

 そういうと納得してくれたようだ。

「仕方ありませんね、そういう事なら許してあげましょう。」

 今度こそ、ワタシ達は帰る事にした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 家に帰って二人で湯あみしたあと、料理に取り掛かる。

「ふふっ楽しみです。アカリの得意料理は1番美味しいですから。」

 そういわれると気合を入れるしかないね、まぁ後煮込むだけなんですけど。

 まずは深底のフライパンにバターを入れる、全体にバターが全て溶けたら焦げる前に全てを投入、強火にし、汁を肉に掛けながら火を通す。

 玉ねぎの色が染まって透けてきたら弱火にして落し蓋をして様子を見ながら暫く待つ。

 美味しくなったら、ご飯を装い、黄金色に光る黒いタレを全体に少し掛ける、あとは肉と玉ねぎを盛り付けて、最後にタイムを盛り付けて見た目を整えたら、完成!!

 フィリピン料理のアドボの出来上がり!

「久々に食べれるのですね、アカリが戻ってきたって感じがします。」


「自分で作らなかったの?」


「アカリの味が再現できなくて、それにアカリほどおいしくもなりませんでした。」


「こういうのは好みが出るしね、煮込み料理になると調味料の比率がちょっと変わるだけで味が全く違うし、さ!食べよう?」


「「いただきます」」

1章かんけつ~ ここから学園編、4年生までの2章が始まります。 実は2部以降の先の展開は結構決まってるんだけど1部が全然内容詰まってない

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