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男の聖女はダメですか?  作者: 茉小夜
ドラコニア王国
50/54

第50話 神アイテム

霊廟にいた犯罪者グループを引き渡したら指名手配犯だったので結構いい金額になった。

しかも詰所までの移送費という事で、彼らの懐からも頂いたので皆の給与3ヶ月をゲットだぜ!


「いや、金持ち過ぎでしょ!」


霊廟に引き篭っていたにしては金を持っていた事に驚いた。


「それだけ殺して奪ったのでしょう。被害者の数が聖職者だけでも2桁はいるそうですから」


それもあって最下層のエルダーリッチたちは強化されたらしい。本来は強くても危険度S+が良い所なのだそうだ。


「彼らの次が幸せなもので有りますように……」


遺骨はダンジョンに吸収されて無かったけど、小部屋にあった宝箱の中から遺品が出て来た。ニコラスさんに渡して、遺族に返還できるように処理してもらおう。


「おめでとうございます。Bランクへの挑戦権を取得しました」


冒険者ギルドで帰還報告すると告られた。


「試験をお受けになりますか? 予約しておきますよ?」


「ノアのランクが上がったら一緒に受け様と思います」


彼女は元々所持しており、現在のランクDだった。護衛や戦闘経験も十分にあるので、大きなクエストを数回こなせば直ぐに上がるだろう。


冒険者ギルドを後にした俺たちは、ニコラスさんへ例の遺品たちを渡して個室を借りた。


「それでは待ちに待ったお楽しみ! ボスドロップアイテム確認タイームッ!!」


テーブルに広げたのは今回ボスを倒した時に取得したアイテムたちだ。強化されていた事もあってか、見るからにレア度が高そうな者がチラホラある。


「まずはコレ。血吸いのダガー」


名称:血吸いのダガー

レア度:9

性能:吸血、魅了、自動修復、裂傷付与


「デュラハンからドロップした奴ですね」


『へぇ〜っ、刃が欠けても血を吸うと修復するんだ。便利だね』


「血抜きにも使えそうだよな」


基本解体はギルドにお願いしているが、小物くらいは捌く事があるので血の処理が楽になりそうだ。


「次はスペクターが落としたこのチェーンをお願いします」


「どれどれ……これは隠者のアンクレットだな」


名称:隠者のアンクレット

レア度:9

性能:透明化、消音、消臭、認識阻害


「魔力を流すと透明になれるんですね。ちょっと使ってみたいです」


早速、ノアの足首に巻いて魔力を流して貰うと足元から次第に透過になっていき最後は完全に姿が消えた。魔力感知で部屋に居る事は分かるもボヤけた感じで居場所が定まらない。


「ノア。何処にいるの?」


「ここですよ。ここ」


ノアが手を取り、抱き締めた事で透明化の原理に気付いた。抱き締め返した俺の手が見えないのだ。


「光学迷彩だ!!」


「光学迷彩?」


ノアは分からない様なので説明した。


「ほうほう、なるほど……」


「なんで、ボタンを開けるの?」


「ちょっとした検証です。ミュウちゃん、ミヤビさんの姿は前からだとどう見える? 今、服がはだけた状態に抱き着いているんだけど?」


「ん? 普通に服を着てる様にしか見えないよ」


「それは上々、良い事を思い付きました。持続時間の検証になりますし、帰ったら試しましょう!ミヤビさんも楽しめる筈です」


「そうなの? それじゃあ、楽しみにしてるよ」


「ええ、楽しみにしてて下さい」


それがエロイベントに繋がるとは、この時の俺は知る由もなかった。


「次が……(サッと隠す)」


エルダーリッチが落としたアイテムの一部をバレない様に隠した。


「……今、何を隠したんですか?」


「(ドキッ!)なっ、何の事かな?」


「ミュウちゃん?」


『えっとねぇ〜、淫邪香だって』


しまった。ノアを警戒するあまり、ミュウの存在を忘れていた。


名称:淫邪香

レア度:10

効果:催淫、本能の解放、性癖強化、感度上昇、精力強化、体液増加


「……ミヤビさん?」


「ちっ、違うんです……」


「そうですか? 違うんですか? ならば、没収です」


「あぁ〜〜っ!?」


ノアにエロエログッズが没収された。

とはいえ、本命は守り抜いたぞ!!


名称:淫邪のピアス

レア度:10

性能:色欲強化(感度上昇、愛蜜増加、性癖強化、痛覚変換、自動回復、柔軟化、淫穴拡張、妊娠率アップ、再生)


コレは色々とヤバい。回復とエロが両立した神アイテムだ。

しかもエロスキルは付ける場所で効果の増加量が変わるし、再生は1日1部位のなら手足を生やす事ができる。

ノアだけでなく、メルやラピスとかも率先して使いそうなので封印《収納》する事にした。


しかし、隠者じゃなくて淫邪か。生者じゃ無くなったから色々溜まってたのかね?


「さてと、こんなものかね」


売る物と使う物を分けて、使う物は誰に何を分配するかも決まった。


「そんじゃあ、関係無いけど本命の鑑定をするとしますか」


『本命の鑑定?』


「ああ、今回の件で鑑定レベルがMAXになったからブリギッテさんから貰った腕輪を調べようと思ってね」


『隠蔽が付いてるだけじゃないの?』


「俺も最初はそう思ったんだけどーー」


チートでもないのに俺の成長率がおかしなのだ。それはステータスを見ると一目瞭然だ。


ステータス

名前:上城カミシロ ミヤビ

種族:人族(半神半人:神度Lv.7)

性別:男性(26歳)

職業:調律者(聖女)Lv.71


まずは、レベル。危険度の高い魔物を倒しているからと言っても上がるのが早すぎる。

参考までにノアのステータスを見てみよう。


ステータス

名前:ノア

種族:人族(半神半人:神度Lv.5)

性別:女性(23歳)

職業:枢機卿(神の依代) Lv.68


今回のダンジョン攻略で上がったとはいえ、ここまで上がるのに彼女は10年という月日が掛かったそうだ。


それに比べて俺はまだ半年も経っていない。異世界人は上がりやすいと聞いたがそれにしは早過ぎる。


他にもおかしな点は魔法とスキルだ。


魔法:神聖魔法Lv.10、光魔法Lv.10、水魔法Lv.8、火魔法Lv.5、風魔法Lv.4、土魔法Lv.8、木魔法Lv.6、闇魔法Lv.6、生活魔法Lv.10、触手魔法Lv.10、無魔法Lv.5、空間魔法Lv.10、重力魔法Lv.7、雷魔法Lv.4、氷魔法Lv.5、影魔法Lv.6、付与魔法Lv.6


スキル:不老、鑑定Lv.10、性豪、言語理解Lv.10、魔力感知、魔力超回復Lv.10、並列思考、思考加速、収納Lv.10、体術Lv.8、身体強化Lv.10、気配遮断Lv.9、夜目、自然体、剣術Lv.6、短剣術Lv.10、弓術Lv.3、棍棒術Lv.10、暗殺術Lv.8、剛力、隠密Lv.5、投擲Lv.6、隠蔽Lv.10(Lv.7)、槍術Lv.1、杖術Lv.5、錬金術Lv.7、召喚、神託Lv.7、強奪Lv.3


これら全てをゼロから覚えた訳ですよ。効率のいいやり方を聞いたってのもあるけど早くないですか?

強奪なんて例の犯罪者グループを拘束して懐から金を巻き上げたらいつの間にか覚えていた。


「なので、腕輪に何かしら追加でついてる気がするだよね」


「言われてみると確かに凄い速さで成長しましたね。まさか、既に抜かされているとは思いませんでした」


『予想してるのは、成長率アップとか経験値アップって所?』


「うん、経験値アップは有りそうだ。現にノアのレベルも急激に上がっている」


パーティーメンバーの経験値強化か分散も付いていそうだ。


「それじゃあ、〈鑑定〉……んんっ!?」


名称:&#@$$¥の腕輪

レア度:EX

等級:幻想級

性能:隠蔽Lv.10、スキル獲得率アップ、経験値アップ(大)、@’$'&&¥$@’¥$-……etc

説明:&#@$¥&#


文字化けして付与された効果が全然見れね ぇ……。ちゃんとMAXまで到達したんだけどなぁ?

とりあえず、レア度が規格外なのとレベルとスキルの上がった理由を見る事ができた。


『うわぁ……私も全然見えないや。ミヤビが行ったスキルもーー』


ミュウも挑戦したが、ダメだったみたいだ。


『あっ!? でも、他のが見えるよ! 私には【パーティー経験値の増加と均一分配】が見えるよ』


なるほど、それでノアのレベルも爆上がりした訳だ。


「とはいえ、ミュウも無理なら俺の神度が上がらないと〈鑑定〉で見る事が出来ないのかもな」


昔見たい時よりも詳細に調べることができた。神化が進めば神様に近付き、〈鑑定〉スキルも変質するから自ずと見れる様になるだろう。









それから数時間後、伯爵邸に用意された自身の部屋にて。


「ノアさん?」


「はい、何でしょう?」


「何故、透過化したの? というか……えっ?脱いでる!?」


テーブルに置かれるノアの服。今さっきまで着ていた物とまったく同じだ。

〈アイテムボックス〉を使った時の気配を感じなかったからこの場で脱いだらしい。


「そうですよ。ほら、温かいでしょ?」


「ふぉっ!?」


手に握らされたのは脱ぎたてパンツだった。

もんのり温かいです。ありがとうございます!


「私、透明化と聞いて昔に読んだとある本を思い出したんです。それには、ある日突然透明人間になった女性が男の子に悪戯するものでした」


手を引かれるまま、部屋のソファーへと座らされた。


「持続時間と効果影響の検証として、ミヤビさんには今からリアちゃんたちとの面談を順番にして貰います。その間、私が悪戯するので我慢して下さい。それから……」


耳元に甘い吐息が掛かる。ミュウに聞かれたくない内緒話がある様だ。


「入れてみたく無いですか?」


そう言って服越しにムスコを撫でた。

そんな事を言われると期待でムスコが元気になるですけど!? 今から皆が来るんだよね!?


「大丈夫です。バレても身内。愛玩奴隷です。何か問題でも?」


「……まさかの合法?」


何処にも問題がないだと!?

止めて!? 俺に変な性癖を増やさないで!?


"コンコンコン"


「失礼します。ミュウさんに呼ばれて来ました」


来ちゃったぁぁっ!?

ノアが開けたのか、リアが部屋へと入って来た。


「それでは初めましょう。検証の始まりです。ふう〜っ……」


耳に息を吹きかけられてくすぐったい。こうなったら腹を括るしかない。これは検証だ。検証ならだから仕方ない。流れに任せるとしよう。







ノアの悪戯に負けました。


最初はくすぐったり、突いたりだった。

それがおっぱいを押し当てやお耳はむはむといった風にどんどん過激になって行き、最後は宣言通り入れたんだと思う。感覚だけで、俺には見えないから。


なので、普通に……というと語弊がある。エリスにバレました。寧ろ彼女以外にはバレていない。


どうやら、消臭効果は触れた相手にも効果を及ぼすらしく、獣人の鼻すらも誤魔化せる。

しかし、身体から離れた物の匂いは例外らしく、突然発生した匂いで存在がバレた。


エッチな匂いで発情スイッチが入ったエリスを2人で責めて誤魔化した。その時に分かった事だが、起動時に接触していれば離れるまで効果が及んだ。


2人は悪い笑みを浮かべ、悪戯はレベルアップした。楽しい面談を終えた時、俺は意識が飛んでいた。


そして、肝心の持続時間だが、一度起動すると6時間は保つ様だ。

その十分過ぎる効果に神器化一号に決定した。というか、された。


「これを壊れない様に出来ますよね……?(ニッコリ)」


ノアの圧に負けて神気を注いで変質させた。神器化すると壊れても作成者の神気で修復する事が可能になるからだ。


まさか、神器一号がコレになるとは……。

しかも邪な気持ちが混じったのか、エロスキルまで増えてるよ。どうしよう……? とりあえず、ノアには内緒の方向で行こうと思います。




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