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もう一度恋の初心者  作者: 由紀
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12/16

12 今日もタカハシユキ

どうも。タカハシユキだよ。


さて…


「三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルrrr!」


「└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルルルルrrrr!プギャァm9(^Д^)」


これは一体如何なってる?


いや、俺はしないよ?絶対にしないよ?


「うわっははっはっはァ!」


この声はまさか、yuki!?


「ああ、ユキじゃないか。」


「yuki、これは一体どうなってる!?」


「いやぁ…皆、クレイジーの気に囚われてしまったようだね。」


その魔法みたいな(クソ)設定何なんだ。


クレイジーの気とはなんだ?


「たまにはこういうのも悪くないものさ!(^o^ ∋ )卍ドゥルルルrr…」


ああ、駄目だ。


というか、由紀さんはどうなってる?


一番クレイジーなのは由紀さんじゃないのか?


「ウフフ。皆、楽しそうね。」


この声は由紀さん。キャラがやはり変わっている。


「…由紀…さん?」


「あら、ユキさんじゃない。貴方はどうやら変わってないのね。良かったわ。」


確かに自分でもそう思う。でも、由紀さんのキャラがおかしい。


「皆、楽しそうで良かったわ。きっと、皆心の何処かでクレイジーを閉じ込めていたのね。」


由紀さんが元凶っぽく言うのを止めてほしい。


あとクレイジーを閉じ込めるって何?


「でも、そうねぇ。何故貴方は普通で居れるのかしら?」


そう聞かれても。


「…貴方はクレイジーが無いというの?それとも…既にクレイジー現在進行系だというの?」


もうツッコミが追いつかない。


「…貴方のクレイジーを見たくなってしまったわ。」


「…君が…皆をこういう風にしたのか…?」


「ええ。そうよ。」


「…元に戻してあげて欲しい。どんな姿でもその人はその人のままだ。どんな姿でも、その人は素敵だよ。」


まるで自分が主人公みたいだと思うけど、よくよく考えれば、主人公みたいじゃなくて主人公だった。


「……そういう所を、私はやっぱり好きよ。…でも、人は狂うわ。…そして、人の心は…時に醜く見えるもの。私は…楽しければそれでいいの。」


「…由紀さん…」


俺は…彼女に何て答えれば良いのだろう。


「俺は…君がどうなろうとも、どんな本心があったとしても…」


「…?」


「……俺は君が…」









「ん…」


目を覚ますと、自分の部屋だった。


携帯を見ると、朝の7時。


それに、飲み会の誘いの通知もある。


返信しないといけない。


あれは、夢だったみたいだ。


確かに夢だろう。


三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルとか普通言い出さないし。


だけど、夢だったと終わらせて良いのか分からない。


「俺は…最後…何を言おうとした…?」



つづく

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