↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Memory song  作者: ARIKA
PR
6/12

第1章

 彼らはそんな他愛のない、いつもの会話をしていた、彼はふと何かを思い出したように。

 「悪い先帰ってるな」

と二人に告げ教室から出ようとした。

 「おう、また明日」

「またね」

それぞの返事を聞きながら、彼は教室を出ていた、しかし彼の足は、校門ではなく階段を上がっていたそう、屋上に続く階段を上がっていたのだ、その途中に自動販売機が目に入った、

なんとなく買おうと、お金を入れたが、もう放課後でほとんどが売り切れのランプが点灯していた、間違った、そう心の中で呟き残っているのを探したら。

 「温かイチゴオレ」と奇妙な飲み物しか残っていなかった。

「そんなの、あったかな」

そう呟いて、お金を払い戻そうとしたら、いつもの癖でボタンを押してしまっていた。 

 「ガタン」この奇妙な飲み物が出てきてしまっていた。

「どうするかな」正直飲むべきか迷ったがもし飲むとしても、あいつらに見られたらなんと言われるか、まぁ飲む飲まない関係なく、屋上に行こうそこで考えればいいか、そんなことを考えながら屋上に続く階段を上がって行った。扉を開くと夕焼けがあったすべてを紅に、すべてを紅く染めるように。

「やっぱり、綺麗だな」

そっと呟いた、その夕日を見ていたら何か吸い込まれそうな気がしていた。ふと手元が温かい気がして、そう手には忘れていた物があった、その物体を眺めながら少し悩んでいた、覚悟を決めて缶を開けた、何とも言えない甘ったるいような、強烈なにおいがした、奇妙な臭いで思わず鼻をつまみそうになった。

「こんなの誰が作ったんだ、いや誰が買うんだよ」

いつもは、こんな独り言は言わないが、この許されない状況なので、独り言が多くなっていた、

あまりの臭いで捨ててしまいたかったが、理性がそれを止めた、覚悟を決めてそっと口をつけた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。