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イギリス中心・中世貴族の爵位解説  作者: 愛LOVEルピア☆ミ
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8 貴族の種類


 爵位は類似でも、貴族には種類がありました。厳密なものではないでしょうけどね、一応ゆる派閥とでもとらえて下さい。


 基本は領地を持った各種の貴族です、ここに別種のものが刺さり込んできます。わかりやすいのは宗教貴族。


 聖職者が聖職貴族として、世俗的な一般人の貴族と別に存在する。日本ではピンとこない人も多いかもしれませんが、普通は宗教の派閥で国は大きく方向が変わってきます。なので、その国の宗教、国教の統括者や、教区の長らに貴族としての待遇が認められる。

 名前で分かりやすいのは大司教や大主教、司教、主教などなど。呼び方は宗教によりケリですが、イギリスでは主教ですね。カタンベリー大主教やヨーク大主教は宮廷席次が大使などよりも更に高位です。


 他にも法衣貴族というのがあります。こちらは大学で勉強して知識で以て王を助ける、ローブの貴族。大学出るとローブを与えられるので、学位を示す外見特徴に由来するものです。これらはフランスのお話ですが、土地無いのに何が貴族だよってことで、聖職貴族も法衣貴族も、世俗の一般貴族からしたら下に見られていました。


 そもそも貴族が発言力を有するのは、自身の領地内と王の御前会議とでもいえる議会での議席があるからです。爵位があれば必ず議席がある、これが中世イギリスのルールでした。ここで国家の行く末を決めると考えれば、かなりのことなんですよ貴族であるというのは。

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