7 爵位の特権
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爵位とは称号で、元は軍の指揮官らが与えられたもの。とかいうのが起源だとすると、地方司令官、地域の統括官、軍団指揮官が公爵、ラテン語のDuxが充てられたそうな。これ地域の部族長にも当てはめられたので、氏族長を公爵と呼称するのにも利用された。
一方で伯爵はJarlがアールの元。部下を指揮官に指名するのに使った称号。Countが伯爵、同じく領地の掌握をさせてCountyという領地を示す言葉と紐づけされる。
Baronyは荘園とか小領主でBaronが男爵。領主一般で貴族になるのはややおくれてという感覚。
では特権とは何かについてですが、最初は違ったのに即座に世襲するのが特権になっています。家族で称号を引き継ぐ、それに付随する権利財産を持ち越せる、官職が充てられていたらそれすら継承するなどが発生しました。
大きな権利として王と謁見できる権利がありますね、これこそ声を届けることが出来る大きな力です。良し悪しな時もあったでしょうが、拝謁可能というのはステータスです。
時は下って更に個別の特権が出てきます。剣を履いたまま王に近づける、これなどは信頼を得ているということで絆の面で随分と扱いが違ったでしょう。
王に礼をせずとも許される。平時や戦時でも違いはあるでしょうけれども、いちいち自己紹介から入らずに会話をして良いとかの意味合いです。王が部屋に入って来ても、起立してお迎えする必要ないとかも。
中国では小走りで移動しなくていい、同じ馬車を利用出来る、拝礼不要……まあそういう待遇面での特権が多かったですね。
土地と紐づけされている爵位の特権一位は統治権でしょう。徴税できるとかの。名ばかりの貴族もありますが、基本は土地支配とセットです。それを認められないと、国家から敵対者とされて排除目標にされてしまうので、相互の保護や協力が現実的な特権だったかも知れませんね。




