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ゆめのおちかた~終わりに向かう二つの世界、小説家とアニメーターを目指す何者かになりたい若者と、夢破れたTSダメ親父が紡ぐ英雄のいない物語~  作者: 高山路麒
第三章 果てしなき大地、気高き欲望を持つ変革者達【第一部3】

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3-192 禁足地ニライカナイへ

 カザンマでの物語を終え、遂に沖縄ニライカナイに出発する時が訪れた。


 イカの遊覧船は少しばかりシリアスなムードに不釣り合いだが、俺達にはむしろこのくらいが丁度いいだろう。


「本当にありがとうございます。何から何まで……おかげでブルゴージョさんと結ばれる事が出来ました」

「ども。んで、この後どうするの? 修行しろって言われたけど行く当てはあるの?」

「はい、伝手を辿って北の方に行こうかなと。まだまだ学ぶ事は多いですし、新婚旅行がてらいろいろ勉強してみたいですから」

「もし新しく工場が出来たら是非遊びにいらしてくださいね」

「もちろんだよぉ」


 希典先生はポロビーさんとブルゴージョさんにへこへこと頭を下げられまんざらでもない顔をしていた。


 あまりこのオッサンを調子に乗らせたくないが、今回ばかりはちゃんと結果を出してくれたので大目に見よう。


「ところでお前誰だゾ? キーアと会った事あるか?」

「カルーネ男爵だよ! 実際出番らしい出番も無かったけどね……」


 なおマラソン大会でエドラドに爆弾を投げられ気絶したカルーネ男爵も見送りに来てくれたが、彼に関してはクネクネしている以外ほとんど印象がなかった。


「私もポロビー君に触発されてね、しばらく研鑽の旅に出るつもりだよ」

「あ、はい」

「それだけ?」

「まあはい」


 もしかしたらまたワインが有名な場所で出会う事になるのかもしれないけど、正直このクネクネには何の思い入れもない。


「そっか……わかってるよ、うん」


 なのでそんな事を言われても激励の言葉も全く思いつかなかった。正直今回のクエストでは噛ませ犬にすらなれなかったからなぁ。


「おーい、置いてくゾー?」

「はーい!」

「それじゃあ気を付けてねー!」


 いつでも出発出来る状態で待っていてくれていたヒョウスベさんはなかなか船に乗らない俺達を急かす。


 彼も本業や復興の手伝い等やる事がたくさんあるだろうし、あまり待たせるのもいけないか。


 禁足地ニライカナイ……そこで一体何が待ち受けているのだろうか。

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