第十話 不思議な婚約者(候補)
昨日は、投稿時間が間違っていてすみません!本日からは通常通りです!
明日もあります!
私は、セオドア・フォン・リアス。ここ、リアス王国の王太子だ。
そして今日、私は不思議な少女に出会った。
齢10。私と同い年。そのはずなのに、ひどく大人びて見える少女。妹を溺愛する少女。私よりも、妹の方が大事だと。そう言った。
私が今まで見てきた同じ年代の女性は私に媚び諂うだけだった。1人だけ、そうでもないものもいたが、声をかけると顔を赤らめた。
しかし、ルミナス嬢は顔を赤らめることもなく、どちらかというと、私のことを邪魔者だと思っていたようだった。
「やっぱり、面白いな」
あの妹の方、ルーナ嬢も興味深い。
姉のことは決して渡さない、取れるものならとってみろ、と宣言された。・・・あんなことを言われたのは初めてだ。皆、私に譲るばかりだったのに。ルミナス嬢が失神している少しの間遊んでいただけなんだがな。
最後にルーナ嬢に言われたことにムキになって置いていった婚約届の話をした時の顔は忘れられないな。きつめの顔立ちで、可愛らしいとはまた違う。成長したら必ず美人になるだろう、そんな佇まいだった。
その切れ長の彼女の目が見開かれて、初めて彼女のペースを乱せた。
・・・次のデートで彼女をドキドキさせられるだろうか。彼女の素の表情をもっと見れるだろうか。
ああ、楽しみだな。




