第九話グミの新作出るペースっておかしくないか?
夕飯を食べ終わり焚き火を二人で囲んでいる。
日が落ちて二時間ほどは経っているだろうか。
「べ、別の世界ですか?」
「はい…」
アインツは真剣な顔つきをしているし
信じてもらえたのかな?
「ナナコさん…アイディアを隠したいのはわかりますが別の世界というのは…。
普通に話せないことは話せないと言ってもらえれば私も諦めますので安心してください」
信じてもらえなかったー。
そしてなんか気遣われている。
「いえ本当なんです!
信じてください!」
「ん〜そう言われましても別の世界があるなんて聞いたこともないのでどう信じれば良いのかと…」
「それじゃあここはなんという国名ですか?」
「国名ヴォルガニア王国と言います。
そして今私たちのいる場所は隣国ノクス王国との国境近くになります」
「私はヴォルガニア王国もノクス王国も聞いたことがないんです」
「そんはずはありません!
ヴォルガニア王国はガルダニア帝国に並ぶ大陸の二大国家です!
知らない人なんているはずが…」
「私のいた世界には今出てきた国は全部ないんです。
そして私が住んでいた国は日本といいます。
この国名は知っていますか?」
「いいえ聞いたこともありません」
「私がいた世界ではほとんどの人が日本という国名は知っています。
人口も一億人以上いて経済的には豊かな国でした」
「人口が一億人!?
そんな大国があれば絶対知られていますね。
ということは…」
「そうです私は本当に別の世界の日本という国から突然こちらにやってきたんです。
どうやって来たのか帰ることはできるのかもわかりません。
今全てを信じてもらうことはできないかもしれませんがアインツさんには知っていてもらいたかったのです」
「なぜ私にそれを話そうと?」
「最初は隠した方が良いと思っていたのですがタバコやライターを見せてしまいましたし、私はこちらの世界のことが何もわかりません。
その度にアインツさんに不信感を与えて関係性が悪くなることは避けたかったんです。
それとこちらの世界で生活していくためには色々教えてもらえる人が必要でしたのでアインツさんは信用できそうなので話しました」
「なるほど…にわかに信じられませんが本当に別の世界から来られたのでしたら私に話したのも納得できます。
ナナコさんは命の恩人ですしこちらできちんと生きていけるように微力ですが私も力を貸します!」
「ありがとうございますアインツさん!」
とりあえず信じてくれそうで安心した。
こっちの世界で初めての協力者ができた。
「それではそろそろ寝ますか先に私が見張っておくのでナナコさんは寝てください」
「わかりました。
それではお先に失礼します。
おやすみなさい」
疲れもあったのか私はすぐに眠りについた。
最後まで読んで頂きありがとうございます!




