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コンビニは現代社会にしか通用しない!?  作者: 稀


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8/20

第八話常連さんを大事にします

 さてどうしたものか…。


「このタバコは私の住んでいた地域で作られていた物で紙巻きタバコと呼ばれてます」


「なるほど普通のパイプタバコと違いパイプと葉二つを持ち歩く必要がないので持ち運びが簡単ですね。

この吸い口の部分がこの形状なのは葉が口に入らないようにする為でしょうか?」


「そこはフィルターといい私も詳しくはわからないんですが直に吸うと燃えている煙の温度が高いのでそれを下げる目的と煙の濃度を変えられたりします。

あとはアインツさんの言う通り葉が口に入らないようにする為だと思います」


「なるほど…このアイディアを売って頂くことはできませんか?」


「へ?

いえ!これは私が考えた物ではないので売るとかないです!

全然好きにしてください!」


「それはダメです!

確かにこれを考えた人は別でしょうがこの国にこのアイディアを持ち込んでくれたのはナナコさんです!

そのアイディアを使いたいので売って頂くか使用料を払うのは当然です!」


流石にそれはこれを作ってくれた人に申し訳ない。

私もタバコにはお世話になってきたしそれで稼ぐっていうのはなんか違う気がするんだよね。


「それならお金はいいので出来るだけ早くこれを商品化してもらえませんか?

私は今の手持ち分しかないので代わりになるタバコが欲しいんです」


「そんなことでよろしいのですか?

まぁナナコさんが良いのならそうしますが…」


「はい!

それで大丈夫です!

早く出来るのを楽しみにしてますね!」


「わかりました誠心誠意頑張らせて頂きます!

契約は街へ戻ってから行いましょう!

それではもう一つのその火を起こした物は一体なんでしょうか?」


「うっ…これはライターという物でしてこうしてここを押すと火がでます。

中に入っているオイルがなくなるまで使うことができます」


「おおー!

これは画期的ですね!

オイルというのは何でしょうか?」


「オイルは薪の代わりになるような物だと考えてください。

焚き火をしている時、薪を焚べないと火は消えてしまいますよね?

オイルもそれに似た感じで火を付ける燃料みたいな物です」


「なるほどこれは素晴らしいです。

今までになかった新たな資源とも言えますね」


なんか話が大きくなってきた。

早く話を終わらせよう。


「ですがこれは私は何も知識がなくてただ売っていたものを買っただけにすぎないのでどうやって作られているのかはわからないんです」


「そうでしたかそれは残念です。

しかし燃える液体があるというのが知れただけでも大きい情報です。

こちらについても情報料をお支払いしたいです」


「いいえ全然大丈夫です!」


「そうですか…しかしナナコさんは私が知らない物を沢山お持ちですね。

このライターにしても中身のオイルはもちろんですが本体も上部の金属加工も精密で下の容器の部分も透明だがガラスでできているわけではなく軽くすぐ割れる感じもしない見たこともない素材でできていますね。

かなりお高い品物ではないのですか?」


それはプラスチックのことか確かにこの世界でプラスチックはなさそうだし私も作り方なんて知らない。

あとコンビニで140円くらいで買ったライターだから全然お高くはない。

これはもう腹を括って変なやつに思われるかも知れないが正直に別の世界から来たって話したほうがいいのかも知れない。

いずれバレるかも知れないしアインツさんは今のところ悪い人に思わない、こっちの世界で私の事情を知っている人がいてくれたほうが私としても気が楽になるだろうし。


「アインツさんここからのお話は他言無用でお願いします。

アインツさんだからお話しすることです。

もしアインツさんが他の誰かに話したのがわかったら私はあなたの元から姿を消します。

それとこの話を聞いた場合アインツさんにも迷惑をかけることになるかも知れません。

それを加味した上で私の話を聞くか決めてください」


ゴクリ


アインツの喉が鳴るのが聞こえた。


「わかりました。

命の恩人でもあるナナコさんからのお話しです。

決して他者に話さないと誓いましょう」



「わかりました。

実は、私はこことは別の世界から来た人間です」


最後まで読んで頂きありがとうございます!

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