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コンビニは現代社会にしか通用しない!?  作者: 稀


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第十七話 自賠責保険の対応ってやり方忘れちゃう

翌日


ガタガタガタガタ。


ドルトハイムに近いて来たので街道沿いを行けば安全とのことで私は幌馬車の中で休ませてもらっていた。


「ナナコさんドルトハイムの城壁が見えてきましたよ!」


私は起き上がり外を見た。


「おぉ〜あれが城塞都市ドルトハイムですか!

凄い城壁ですね!」


いったい全長何キロの城壁なんだろう。

石造りで重厚感のある城壁は敵を絶対に通さないと言わんばかりだ。

まさに鉄壁の名にふさわしい。

これは絶対に世界遺産にするべきだな。


ん?人が大勢並んでる?


「アインツさん人が並んでますがあれはなんでしょう?」


「あれは城門で検問をしています。

入る時に身分証を提示して身分証がなければ積荷と身につけているものを確認して問題がなければ銀貨三枚払えば入れます」


「なるほどー怪しい人や危険人物を街に入れないようにしているんですね……。

…え、私やばくないですか?

身分証どころかお金すらないんですけど!

アインツさんは!?」


「私も両方ありません!

ドラゴンに全部焼かれてましたから!」


何故か良い顔をしてくるアインツ。


「いやドヤらないでください!

どうするんですか!?」


「大丈夫です門番に私の家の者に門まで来てもらうよう伝えてもらいますので安心してください」


「門番ってそんな伝令みたいなことしてくれるんですか?」


「今回はドラゴンが出たという異常事態ですのでちゃんと理由を説明すればやってくれますよ」


「そうなんですか私にはどうすることもできないのでアインツさんを信じてみます」

・

・

・

・

・

列に並んで二時間ほどが経った。


「次!」


門番に呼ばれ進む。

声もデカくて体もデカい威圧するには良い人選なのかもそれとも兵士はみんなこんな感じなのか?


「ご苦労様です」


「ア、アインツ様!

ご無事でしたか!

予定の日になってもアインツ様が戻られないと家の者が言っていましたので心配していました」


…アインツ様?


「…ここではあまり大きな声では言えないのですがレッドドラゴンに遭遇しましてそれで帰るのが遅くなったのです」


「!!…レッドドラゴンと言うのは誠ですか?」


「…はい。

…護衛の騎士たちも帰らぬ者となりました」


「そうでしたか。

残念です。

それでそちらのお嬢様はいったい?」


「こちらは私の命の恩人であるナナコさんです。

たまたま居合わせたのですがドラゴンから逃げる手助けをしてくださったのです」


「おぉーそうでしたか!

それはさぞ高名な冒険者なのでは?」


「いえ、彼女はまだ冒険者登録をしていません。これから登録する金の卵とも言うべきお方です」


「なんと!

それは素晴らしい!

気が向いたら是非騎士団の入団も考えてみてください!」


「あ、ありがとうございます」


奈々子は愛想笑いしかできなかった。


「それでドラゴンに襲われたことで身分証とお金もなくなったのでうちの家の者に使いを出して頂けませんか?」


「アインツ様でしたらそのまま通しても良いと思うのですが…」


「それはいけません。

門番は規律を守ることが大事な使命です」


「わかりました。

すぐに使いを出します」


そう言って門番は去って行った。


「あの〜アインツさんて実はもの凄いお方だったのでしょうか?」


「ハハハ辞めてくださいナナコさんいつも通りの話し方で大丈夫ですよここまで苦楽を共にした仲じゃないですか!

私は少し有名なしがない商人ってところです」


…絶対しがなくないだろお前!


最後まで読んで頂きありがとうございます!

予約投稿間違えてそのまま投稿しちゃいました。

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