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探偵は女子高生と共にやって来る。(感謝150,000PV達成)  作者: 飛鳥 進
第肆拾壱話-港区

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港区-18

「ねぇ、これからどうするの?」


 燐はそう質問し、ミートスパゲッティを口に入れる。


「どうしようねぇ~」長四郎は不敵に笑う。


「なんか、吞気ですね・・・・・・」明野巡査は呆れながら、中華そばをすする。


「でも、言ったの言わないの話だろ? それだけで逮捕するってのはきついと思うけどな」


 遊原巡査はそう言いながら、コロッケそばを口に流し込む。


「遊原くん。その通りだよ」


「その通りって。無計画じゃない」


「ラモちゃん。分かってないな」


「何が?」


「相手は意外と狡猾な人物だってことだ」


「だから?」


「だからさ、狡猾な相手には狡猾な手段で追い込まないとなぁ~」


 長四郎は悪役のような顔をしながら、たらこスパゲッティをちゅるちゅると口に入れるのであった。


「どうも、今日からインターンをすることになりました。毛利 蘭(もうり らん)です」


 そう挨拶するインターン生の羅猛燐。


「毛利蘭だってよ」


「コナンじゃないんだから、な」


 そう社員のひそひそ話が聞こえる。


 燐こと毛利蘭はその社員たちをギッと睨み付け、すぐに視線を戻す。


「そして、もう一人」


泉 野明(いずみ のあ)です。よろしくお願いいたします」


 今度は泉野明に扮した明野巡査が自己紹介する。


「そういう事で新しくインターン生が入ったのでよろしく」


 そう社員に案内したのが、二人の指導役兼二人が働く部署を仕切る万代という社員であった。


 燐、明野巡査の二人は溝屋に近づくために溝屋が経営する会社・No Hopeへ潜入していた。


「じゃ、二人にはデータの入力から」


「はいっ!」二人はインターン生らしく元気よく返事をして仕事に取り掛かる。


「泉ちゃんは、捜査に。私が仕事を引き受けるから」


「わ、分かった」


 明野巡査は言われるままに捜査を始める。


「よぉ~し。腕が鳴るぅ~」


 燐も仕事を始める。


 その頃、長四郎と遊原巡査の二人は・・・・・・


「あの二人、大丈夫なんですかね?」


「大丈夫なんじゃない」


 長四郎はそんな事気にしないといった感じで返事をし、被害者の今宮茉由の遺留品を調べる。


「今頃、遺留品見て何なるんですか?」


「うん? レシートというか領収書がないかな? なんて」


「あるわけないでしょ? パパ活の常習犯に。パパならともかく」


「そうだよねー」


 長四郎はパラパラとスケジュール帳をめくる。


「うん?」


「何か?」


 遊原巡査は覗き込む。


「ここ、行ってみよう」


 長四郎の指さす先にあったのは、エステサロンの文字であった。


「今時、手帳でスケジュール管理とは面白いですね」


「だろ? だから、行く価値があるんだよ」


「はぁ」


 長四郎の言う意味がよく分からなかったが取り敢えず従うことにする遊原巡査だった。

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