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リアルゲーム  作者: ありんこ
四章:協力攻略
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55/100

五十一話:轟剛毅

投稿ペースが落ちてきてますね。

すいません。3月上旬まではこんな感じになります。


10階層に敵の姿が見えない。

前に来た時はこんなことはなかったはずだ。

じゃあ、なんで敵の姿が見えない?

何らかの異常事態か?

それなら引き返したほうがいいかもしれない。


「どうする? 引き返すか?」


2人にも聞いてみる。相談は大事だ。

全員の意見を聞いてから行動したほうがトラブルを防げるだろう。

そう思ったのだが、なかなか返事が返ってこない。


「どうした?」


「いや、宙、ちょっとあれ見てみろって……」


やっと返ってきた返事は、ありえない物を見るような康弘の震え声だった。

とりあえず、言われた通りに右側を見てみる。

そこには、数十体ほどの魔物と思われる塊を一つずつ触ってリングに収納

していく男の姿があった。

少しして収納が終わったようで、そのままふらっとどこかに歩いて行った。

そこでやっと正気に戻った康弘から、声がかけられる。


「おい、あれ誰だ?」


「いや、オレも知らない。結衣は知ってるか?」


「私も。Sクラスじゃないみたいだし……」


結局誰もわからず、悩んでいても仕方がないので他の魔物を探して狩っていく。

少しして田中、田村、狂来の3人がそれぞれ単独できたが、その時にはもうほとんど魔物は残っていなかった。

結局オレ達も10階層ではほとんど魔物を狩れず、地上に戻った。

なぜボスを倒さなかったのかと言うと、すでに倒されていたからだ。

ボスのリポップはここの迷宮では約1時間と長く、待つよりは逆走して戻ったほうが良いと判断したからだ。

オレが戻った時間は8時20分、タイムは50分で倒した魔物のポイントが7400の2倍で14800ptが加算された。

高野達も似たような物だ。


そこから1時間半ほど待ち、ようやく最後の1人が帰ってきた。

その後プリントが渡され、そこでやっと解散となった。

プリントには新しいクラスが書いてあり、来月の授業からはそっちのクラスに行くことになるようだ。

Sクラスのホテルに戻ったオレは、早速プリントを確認した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1学年 2月クラス分け


Sクラス  1月pt


田中裕二  159000

一ノ瀬楓  113300

天宮宙   109900

高野結衣  109370

高野康弘  108200

轟剛毅   107500

青山景   91030

狂来ミカ  84280

田村朗   66700

地宮綾   64000

相田勇   58490

中山玲   53100

坂上真弥  48300

鈴木蒼   48190

長谷川悠斗 47910


Aクラス


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


となっていた。

はっきり言ってここまで上がる人がいるとは全く思っていなかった。

轟のポイントが5万ほど上昇している。

こんなに上昇すると言うことは、10階層にいたのは轟でほぼ確定だな。

同じクラスになったんだし、少しは話す機会もあるかもしれない。


そう考えると、新しいクラスが楽しみでもあり怖くもあるな。


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