五十一話:轟剛毅
投稿ペースが落ちてきてますね。
すいません。3月上旬まではこんな感じになります。
10階層に敵の姿が見えない。
前に来た時はこんなことはなかったはずだ。
じゃあ、なんで敵の姿が見えない?
何らかの異常事態か?
それなら引き返したほうがいいかもしれない。
「どうする? 引き返すか?」
2人にも聞いてみる。相談は大事だ。
全員の意見を聞いてから行動したほうがトラブルを防げるだろう。
そう思ったのだが、なかなか返事が返ってこない。
「どうした?」
「いや、宙、ちょっとあれ見てみろって……」
やっと返ってきた返事は、ありえない物を見るような康弘の震え声だった。
とりあえず、言われた通りに右側を見てみる。
そこには、数十体ほどの魔物と思われる塊を一つずつ触ってリングに収納
していく男の姿があった。
少しして収納が終わったようで、そのままふらっとどこかに歩いて行った。
そこでやっと正気に戻った康弘から、声がかけられる。
「おい、あれ誰だ?」
「いや、オレも知らない。結衣は知ってるか?」
「私も。Sクラスじゃないみたいだし……」
結局誰もわからず、悩んでいても仕方がないので他の魔物を探して狩っていく。
少しして田中、田村、狂来の3人がそれぞれ単独できたが、その時にはもうほとんど魔物は残っていなかった。
結局オレ達も10階層ではほとんど魔物を狩れず、地上に戻った。
なぜボスを倒さなかったのかと言うと、すでに倒されていたからだ。
ボスのリポップはここの迷宮では約1時間と長く、待つよりは逆走して戻ったほうが良いと判断したからだ。
オレが戻った時間は8時20分、タイムは50分で倒した魔物のポイントが7400の2倍で14800ptが加算された。
高野達も似たような物だ。
そこから1時間半ほど待ち、ようやく最後の1人が帰ってきた。
その後プリントが渡され、そこでやっと解散となった。
プリントには新しいクラスが書いてあり、来月の授業からはそっちのクラスに行くことになるようだ。
Sクラスのホテルに戻ったオレは、早速プリントを確認した。
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1学年 2月クラス分け
Sクラス 1月pt
田中裕二 159000
一ノ瀬楓 113300
天宮宙 109900
高野結衣 109370
高野康弘 108200
轟剛毅 107500
青山景 91030
狂来ミカ 84280
田村朗 66700
地宮綾 64000
相田勇 58490
中山玲 53100
坂上真弥 48300
鈴木蒼 48190
長谷川悠斗 47910
Aクラス
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となっていた。
はっきり言ってここまで上がる人がいるとは全く思っていなかった。
轟のポイントが5万ほど上昇している。
こんなに上昇すると言うことは、10階層にいたのは轟でほぼ確定だな。
同じクラスになったんだし、少しは話す機会もあるかもしれない。
そう考えると、新しいクラスが楽しみでもあり怖くもあるな。




