五十話:変動試験(3)
戦闘描写だ……(ガタガタ)
「それはありがたいけど、いいのか? チーム組んでも」
「別に大丈夫でしょ。そこらへんのことについてには言われてないじゃん?」
結衣の意見はグレーゾーンだろう。
ルールの穴を突くような行為なわけだし。
まあ、向こうがそう言ってくれるならそれでいいか。
「じゃあ、よろしく」
「おう。こっちも結衣に振り回されて困ってたところでな。助かるわ」
「何か言った? お兄ちゃん」
「いえ、なんでもないです……」
お前も苦労してるな、康弘。
その気持ちはよくわかるぞ。
「2人とも、早く行くよ! 他に追いつかれちゃう!」
「別にそんな急ぐ必要ないだろ……」
「私は一番になりたいの!」
まあ、その気持ちはわからんでもない。
オレも田中に負けたくないしな。
「よし、じゃあ行くか!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スパッ、と良い音を立てて、オレの剣がゴブリンナイトの首を断ち切る。
結衣のバフのおかげで、クリティカルを出さなくても魔物を倒せるようになった。
ただ、一応クリティカルを出すようにはしている。
半ば意地のような物だが、オレが納得しているので良しとする。
「階段はっけ〜ん! こっちだよ〜!」
なんか最近の結衣が明るい。テンションが高いだけなのかもしれないが。
親しみやすくていいが、ちょっと最初に会ったときのイメージと違う。
これが結衣の素なんだろうか。
「早く!」
なんかエルとかぶるな。そういえば今頃あいつはどうしているんだろうか。
そんなことを考えながら階段を降りると、10階層の敵がーー
いなくなっていた。
『文章構成力』スキルが欲しい......。
ちなみにこのままいけば2週間後ぐらいに別作品の投稿を始めます。
こっちの更新もやめませんが、ちょっと投稿頻度は落ちるかもしれません。
1話/2日ぐらいは保ちます




