四十一話:力試し(2)
一応言っておきますが。
ありんこに、ネーミングセンスは、ないよ?
……………ほんとすいません。
「はい、こっちだよ〜」
そんな声と共に、オレを含めたSクラス15人が廊下を歩いていく。
先生曰く、迷宮のある小島までの往復がちょっと大変だから、転移魔法陣を使うそうだ。
ちなみに、授業以外での使用は自由金を使うらしい。
維持するのにも魔力がいるんだとか。
金を使わずにいくならば、貸し船を使って自力でいくしかない。
もちろん、壊したら自由金から引かれるけど、魔力を吸い取って地頭で目標地点に向かってくれるし、
その危険性はほとんどない……と、先生が言ってた。
魔力万能すぎない?
「ここだよ〜。じゃあ、一番右の魔法陣にみんなで乗って〜」
角を曲がった先の部屋の中には、4つの青白く光る魔法陣があった。
かなり大きめで、20人程度なら一気に行けそうだ。
Sクラスは15人+先生だから余裕がある。
そんなことを考えていると、一瞬視界が暗くなり、次の瞬間には大きめの洞穴のようなものがあった。
おそらくここがDランクの迷宮なんだろう。
「ついたよ〜。じゃあ、まずはみんな後ろをみてみて〜」
言われて振り返ると、数十メートル先に浜が、そのさらに向こう300メートルほど先に大きな島が見えた。
多分、あれがさっきまでいた本当なのだろう。
その考えは当たっていたのか、先生は同じようなことを説明した後、迷宮授業についての説明を始めた。
どうやら、先生一人では全体を見るのは厳しいらしく、5人で1班、2班は経験者を多めに混ぜて、
残りの1班は先生が合同するようだ。
その上でさらに安全を確保するべく、全員の行動エリアを1階層のみに限定した上でさらに
防御の腕輪とやらを1人1個配り、付けさせていた。
先生曰く、この腕輪の効果は防御+50らしく、1階層の魔物の攻撃は完全に通さないようにできるようだ。
で、班分けはこんな感じ。
1班(先生込み)
・一ノ瀬 楓
・岡野 宗介
・神田 悟
・石垣 隆人
・青山 景
+由紀先生
2班
・高野 康弘
・高野 結衣
・相田 勇
・田中 裕二
・狂来 ミカ
そして、我らが3班。
・オレ(天宮 宙)
・中山 玲
・坂上 真弥
・田村 朗
・地宮 綾
………1つだけ、言わせてくれ。
うっわぁあ。
→・地宮綾
うっわぁぁぁあああ。
お気づきになられたでしょうか。
何か、の答えは3話後(の後書き)で言います。
1つずつヒントを出していきますが、いつ気づくかな〜というクイズです。
やらなくてもいいですし、別に本編にも関係ありませんが、(長いので略)。
ヒント1:登場人物の名前で遊んでます。




