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リアルゲーム  作者: ありんこ
一章:速度だけのチート
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12/100

十一話:ゴブリンで荒稼ぎ

またコメントをいただきました。

ありがとうございます!

嬉し。

やってきました低級魔物ダンジョン。


「『月光』」


月光をつけてダンジョンの入り口である階段を降りる。

オレの考えはこうだ。


1:オレの力ならゴブリンは意外と狩れる。


2:魔石と耳を入れるものを持ってゴブ狩りへ。


3:ゴブリンの耳と魔石のセットで200円、100体狩れば20000円。


流石に100体は一日中ダンジョンにいても狩りきれないだろうけど、今日の宿代ぐらいは確保できるかと思って行動に移したところ、

雑貨店で良いものを見つけた。勿体ぶるのもアレだし、もう言ってしまおう。

オレが買ったのは、アイテムポーチと魔物袋ゴブリンの2つだ。

アイテムポーチというのは、今のXランク冒険者の人が作ったもので、空間魔法を袋に付与してサイズ以上のものが中に入るドラ◯もんの四次元袋のようなものだ。あまり詳しいことは公表されていないが、こんな感じの認識で問題ないはずだ。

今回買ったのは自転車ぐらいのサイズが入る2番目に小さいやつで、1600円だった。まあ、自転車サイズと言っても入り口が小さいから、魔石やら討伐証明部位やらを入れる用なんだが。

そして、ここからが本題。魔物袋だ。魔物袋とは、魔物が好む匂いを袋に閉じ込めたもので、袋の口を開けると特定の魔物が集まって来る。みたいなことが書かれた説明文を読んで、これがあればと買ったわけだ。この魔物袋はゴブリン専用で、ゴブリンしか集まってこない。まさに今回にうってつけというわけだ。

考えながら歩いていると、探していた地形が見つかる。道の突き当たりだ。逃げ道は消えるが、代わりに挟まれることもなくなる。

魔物袋を開ける前に準備を整えておくか。


ステータス。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天宮 宙 15歳

レベル:3

HP:300/300

MP:28/30


基礎攻撃力:2

基礎防御力:2

基礎魔法力:2

基礎速度力:100

基礎精神力:2


ジョブ:魔法使いLv.1

加護:月の加護

取得スキル:月光Lv.1 武器魔法Lv.1

固有スキル:反射

称号:なし


スキルポイント:2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あの後、剣の切れ味チェックと共に倒したゴブさんの4体目でレベルが1上がった。

そこでスキルポイントが2増えたのだ。

さて、今回のスキルは何かな? 画面をタップ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

取得可能スキル一覧

スキルポイント:2


・初級魔法:火(2)・初級魔法:水(2)・初級魔法:土(2) 

・初級魔法:風(2)・初級魔法:雷(2)・初級魔法:光(2)

・初級魔法:闇(2)・初級武器術:剣(3)・初級武器術:槍(3)

・初級武器術:弓(3)・初級武器術:鎌(3) etc……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


初級武器術か〜。便利な有名スキルで結構人気だけど、今回は乱戦で役立ちそうもないし保留かな。

っていうかスキルポイントが足りないから取れない。取得可能スキルとはなんぞや。

じゃあ、早速袋の口をオープン。開けた袋は適当に首にでもかけといて、月の白剣召喚。

オレは光る剣を右手にもち、深呼吸をする。

待つこと数十秒、ゴブリンの群れが角を曲がってやってきた。

剣を横に振って首を落とす。しかし、すぐに後ろからゴブリンが攻撃を仕掛けて来る。

一歩下がってかわし、お返しとばかりに頭を切り裂く。

なるべく心臓付近に傷をつけないように、オレは迫りくるゴブリン達と戦い続けた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はぁ、はぁ…」


何分たったかは分からないが、オレはゴブリンの攻撃が一瞬止んだ隙に袋の口を閉め、その場のゴブリンを倒して小休憩を取っていた。

耳と魔石は休憩の前にとってある。なぜかは分からないが、死んだ魔物を一定時間ダンジョンの中に放置しておくと、死体がダンジョンに吸い込まれるのだ。こうして目の前でその現象を見るとものすごく不思議だ。

おっと、ステータスの確認をしないと。


ステータス。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天宮 宙 15歳

レベル:5

HP:458/500

MP:47/50


基礎攻撃力:4

基礎防御力:4

基礎魔法力:4

基礎速度力:200

基礎精神力:4


ジョブ:魔法使いLv.2

加護:月の加護

取得スキル:月光Lv.2 武器魔法Lv.2

固有スキル:反射

称号:なし


スキルポイント:6

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


だいぶレベルが上がったな。まあ確かに、だんだんと速度がチートじみてきていたが。

途中からアナウンスなんか完全に無視してたからな。

そういえば、スキルのレベルが上がっている。

今思い出したけど、スキルは長押しで詳細を見れるんだったっけ。なんでもっと早く思い出さなかったのか疑問だ。

と、いうわけでまずは月光を長押し。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル:月光


効果:周りの微細な光を反射して、どんな場所でも

適度な明るさで見えるようになる。


レベルによる変化

Lv.1:MPを1分に1消費

Lv.2:MPを2分に1消費

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そういうスキルだったのか。じゃあ武器魔法のほうは?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル:武器魔法:月の白剣


効果:無から剣を創る。


レベルによる変化

Lv.1:武器攻撃力+20

Lv.2:武器攻撃力+40

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


詳細だと月の白剣まで表示されちゃうのか〜。

それはそうと、このままいくとスキルレベルが1上がるごとに武器の攻撃力が20上がる。

スキルのレベルは10が最大だから、この剣の攻撃力はMax200ということになる。

これはCランク冒険者の持っている武器と比べても遜色ないぐらいだ。やったぜ。

まあ、Sランク以上の冒険者は攻撃力+1000以上の武器とかを持ってたりするけどな。

でも、あの噂が本当だといいな。そうすればこの武器はもっと強くなれる。

冒険者の秘密を守るため、世界冒険者ギルド本部が一般人に対して情報制限をしているからなぁ。

スキルなどには色々な噂が伴うものだ。多分、真実性は半々がいいとこだと思うけどな、オレは。

あとこれは余談だけど、この長押し解説こそ忘れていたけども、武器の強さを感じていたからこの無茶なゴブリン稼ぎを考えついたんだ。試し斬りをしてた時はすでに2〜3撃ぐらいで倒せていたからな。

ちなみにもう1つ、魔物の首や頭、魔石のある位置などにうまく攻撃が当たると攻撃の強さが倍ほどになる。

ゲームとかでいうクリティカル現象だね。


そんなことを考えつつ、オレはまた袋の口を開ける。

結局、今日はそれをあと4回繰り返した。


そろそろ一章も終わります。

二章がきて、三章あたりで個人的に描きたいものが出てくるので、ちょっと今からワクワクしています。

ちなみに、そこまではあと約20話ほどの予定です。

何章まで行くかな?

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