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第2話 脳が壊れそう

私は礼華ちゃんにキスをされた。


それだけでも実感がないのにいきなりのドSの告白で私の頭はオーバヒートしていた。


「エット…ツマリアナタハワタシガスキナノカナ?」


礼華ちゃんはこれまでにない程ニコニコだった。


人間ってこんなにキャラ変わるんだ…。


って思うほどの豹変だった。


「うふふ♡そのカタコトな感じも可愛い♡」


あっ…これはまずい…。


話が通じない……。


一回頭を整理したい…。


しかし、このままだとバーサーカ礼華ちゃんによってあんなことやこんなことをされる気がする…。


こうなれば手段は問えない…。


図書室ごめんなさい。


後で土下座でもなんでもするので許してください…。


「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」


私は声を張り上げて図書室から思いっきり駆け出した。


「!?待って!礼華ちゃん!」


しかし、待たない。


猛獣の待てを受けたら最後食われる。


私は逃げなぎゃいけない。


幸いか不幸か私の家はここから10分程だった…。


…あれ?


ととにかく走るんだ。


あんな華奢な体なんだ。


走るのはそんなに早くない筈……。


後ろを振り返ると全力疾走する天使がいた。


リアル逃走中だった。


走らなきゃ食われる!!


とにかく走った。


走って走って走って走って……。


やっとの事で着いた。


後ろを振り返るとそこには礼華ちゃんはいなかった。


勝利だった。


否、敗北だったのかもしれない。


なぜ私は友達になりたかった少女から逃げているのだろうか。


とりあえず、今はふかふかのベットに飛び込もう。


暖かいご飯とお風呂が待っている。


ガチャリと鍵を…否、鍵が空いていた?


お姉ちゃん閉め忘れたのかな?


まあ良いや。


「ただい…ま?」


「おかえりなさい♡」


そこには礼華ちゃんがいた。


怖い。


圧倒的恐怖を感じる。


「エットナンデイルノ?」


私は恐る恐る聞く。


「え?追いかけっこなんでしょ?でも私ズルしたわ…ごめんなさい…あんまりにも千春ちゃんが早いもんだからハンデとしてバスを使ってしまったわ…無断でごめんなさい…」


そういえばそうだった。


ここから学校はそもそも通学時間が短いのだが、更にバスも出ているのだ。


盲点だった。


頭が回っていなかった…。


「あ、お帰り千春♡こんな可愛い友達いるならお姉ちゃんにも紹介してよ♡」


礼華を招き入れた♡使いが奥から姿を現した。


「お姉ちゃん…タダイマ…ゲンキダッタ?」


「どうしたの♡カタコト口調で?」


お姉ちゃんが私に不思議そうに聞きいた。


「イヤナンデモナイヨ。」


すると突然礼華ちゃんが


「すいません!そろそろ門限なので失礼しますね。」


っとお辞儀する…。


あれっ?


「あっ確かにもう8時ね!じゃあちょょいちょい顔見せに来てね♡」


と姉がウインクする。


はい!っと元気良く返事した後礼華ちゃんが私に向かってヒソヒソと


「また、明日ゆっくり話そうね♡」


と言いそのまま去っていった。


敬語を使っている礼華ちゃんは間違いなくいつもの礼華ちゃんに近かった。


もしかして……私が何か誤解していたのかも…とここで違和感を持ったのは間違いだったし正解でもあった。


私はやっとベットに飛び込むことができた……。


天国だった……。


ふかふかだあ……。


お風呂に入ろう…。


私は本来ご飯を食べてからお風呂に入るタイプなのだけれどこんなに色々あった後だと流石に変えたい。


衣服を脱ぎ私はお風呂に浸かった……。


極楽だった。


考えてみれば礼華ちゃんと話すまでの道のりは長かった…。


いざ話したらあんなことになるとは思ってなかったけど。


1人ぼっちの礼華ちゃん。


高嶺の花の礼華ちゃん…。


ツンツンしている礼華ちゃん……。


ドSな礼華ちゃん…。


そして、泣いていた礼華ちゃん……。


あの礼華ちゃんを見た後だと泣いていた理由が本当に寂しかったからは私の勘違いかもしれないことを疑いざる負えなかった。


「うーんぶくぶくぶく。」


でも、やっぱりあれは寂しかったからなんじゃ…。


「千春ー!お姉ちゃんも一緒に入って良い♡?l


うーん……


はっ!?


「絶対ダメ!却下!ヤダ!」


絶対に無理!お姉ちゃんは一緒に入ると私の体を隅から隅まで洗い出すのだ。


本当に隅から隅まで……。


結局お姉ちゃんはえーなんでよーと駄田をこねながら結局入ってこなかった。


ぶっちゃけバーサーカ礼華ちゃんより姉の方がずっと千春は怖いのだ。


その後はダラダラして親は共働きだからいないので姉の作ったご飯を食べ、ゲームや読書に勤しみ私の意識は再び落ちていった。


どうなっちゃうですかね

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