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異世界農業冒険譚  作者: ぬぱ


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3/10

居候

 その熊はが僕の方へと勢いよく襲い掛かってきたと同時僕は決死の覚悟で横へと飛んだ

 そのおかげで熊は勢いよく壁に激突してひるんでいた

 その隙に僕は出口へと走り出した

 出口の光が見えてきて安心したのも束の間さっきの熊が僕のことを追いかけてきた

 このままでは出口にたどり着くより先に追いつかれる

 必死に逃げながら打開策を考えた

 『僕は戦えそうな武器も魔法もない、戦うのは無理、さっきのタックルは顔を下げていたこともあり避けることができた、しかし今回は僕の方を睨みながら襲ってくる先に避けてところで追ってくるのは確実だ、ギリギリで避けれるほどの脚力もない、何かしらの方法で熊の視界を塞ぐことができたら……』

 そう考えていた時一つの方法を思いついた

 成功するかは分からないがこの方法しか思いつかなかったので僕は覚悟を決めて逃げるのを止めて追ってくる熊の方へと振り返った

『成功してくれ……』

 そう思いながら僕は水属性の魔法を使い熊の目に向かって水を飛ばした

 その水玉は狙い道理熊の目に直撃した

 視界が塞がれた熊は怯み追ってくるのを一旦止め目にかかった水を必死に払っていた

 その隙に僕は再び出口へと走り出した

 熊が怯みひるんでいる隙に洞窟を脱出することに成功した

 だが洞窟から出ても熊はまだ僕のことを追いかけてきた

 『もう体力的にも逃げ切ることができない……』

 そう諦めていた時足元に大きな影が現れた

 頭上を見ると大きなフクロウがいた

『熊だけでも大変だったのに化物が増えた……』

 僕はそう思い死を覚悟した

 だがフクロウは僕に当たらないよいうに翼で突風を起こした

 その突風により熊は激しく吹っ飛び壁に激突した

 一撃で化け物のような熊を倒したフクロウを警戒していると

 「君、もしかして人間なの?」

 そうフクロウに話しかけられた

 その状況を吞み込めず立ち尽くしていると

 「この姿じゃ話しにくいかな?」

 フクロウはそう言い白煙に包まれた

 白煙が晴れるとフクロウはいなくなっており代わりに木の上に一人の女性が立っていた

 その女性は人の姿をしていたのだがどこかフクロウのような雰囲気をしていた

 「は、はい人間です」

 恐る恐る答えると

 「私のこと怖くないの?」

 「怖くないですよ、先ほどは助けていただきありがとうございました」

 「た、大したことじゃないよ、無事でよかった!」

 そう言っているフクロウはどこか恥ずかしそうにしていた

「みんな私の姿見ると逃げちゃって、感謝されることなんてないから……」 

 「助けていただいたので感謝するのは当然です!」

 感謝を伝え、家へと帰ろうとすると

〈ぐぅぅぅ……〉

 フクロウの方からそう大きな音が聞こえてきた

 フクロウの方を見ると顔を赤らめていた

 「よかったら家きます?御馳走しますよ」

 「ありがとう!」

 そう言い僕はフクロウを連れて家へと向かった

 家へ向かおうと歩き出すと

 「よかったら背中乗ってく?」

 そうフクロウが提案してきた

 「お願いしたいです」

 そうしてフクロウの背中に乗って家へと向かった

 「そういえば自己紹介してなかったね、私はトト」

 「僕は葉川翔汰です」

 「ハガワショータ……?難しい名前」

 「翔汰でいいですよ」

 「ショータ!よろしくね!」

 「よろしくお願いします!」

 「いつからこの森に来たの?」

 「最近ですね」

 「この森について知りたいこととかあったらいつでも聞いて、私この森については詳しいから!」

 「ありがとうございます!いろいろ聞かせてもらいます!」

 そう話しているとあっという間に家へたどり着いた

 「ありがとうございました!ごちそう用意しますね!」

 そう言い家にある材料を使い御馳走の準備を始めた

 キッチンで御馳走の準備をしている中トトさんは椅子に座りながらご機嫌で待っていた

 そんな彼女を見て僕は自然と笑みがこぼれた

 急いで御馳走を作り机の上に並べた

 「とってもおいしそう!もう食べちゃってもいい?」

 「いいですよ!たくさん食べてくださいね!」

 そうしてトトさんは勢い良く御馳走を食べ進んだ

 「おいしいですか?」

 「うん!とってもおいしいよ!」

 笑顔でそう答えて貰いとても嬉しく僕も御馳走を食べ始めた

 そうして二人で食べてたこともあり御馳走はあっという間に完食した

 「おいしかったー!もうお腹いっぱいだー!」

 「よかったです!」

 「一個お願いがあるんだけどさ、よかったら居候してもいい?」

 いきなりのことに僕は少し考えて

 「家事や仕事の手伝いをしてくれるならいいですよ」

 「わかった!これからよろしくね!」

 「よろしくお願いします!」

 そうして僕の家に居候としてトトさんが住み着くことになった

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