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ギルシュ
「斬咲さん!?今開けますね」
ドアへと向かう俺をアリサが止める。
「様子が可笑しいです、今斬咲さんは本部の施設にいるはずです」
アリサはそう述べるとインターホンに向かって話しかける。
「声芸は相変わらず得意な様ね、ギルシュ」
アリサが珍しく緊迫した態度を見せる。
「アッハハ、流石は鬼殺しのアーニャだ、簡単に見抜かれちまったよ」
ギルシュと呼ばれた男は高笑いする。
「このマンションの警備は厳重なはずだけど、どうやって警備を掻い潜ったのかしら?」
「掻い潜る?そんな必要ねぇんだよ、俺は本部から派遣されたんだからなぁ」
ギルシュはそう答えると再び笑い出す。




