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見落とし

「魔素を原動力にする生物兵器なら、当然夜には更に厄介になる。日中に兄貴が畳み掛けるのが正解じゃないのか?」

殺芽の指摘はもっともである。

そもそも、ゾンビの主である殺芽が言うのだから。

「そうか…だが日中だとお前が戦力にならないだろう?」

斬咲が懸念しているのはそこだった。

ゾンビである殺芽は日中はただの少女だ。

「そんなもん俺に武器持たせればいいじゃんよ、そもそも日中でも思考は読めるから一般人連れて行くよりはマシだと思うぜ」

殺芽の提案に斬咲も少し考えた。

「わかった、日中に行う事にしよう」

斬咲が出した結論だ。

「あぁ、その方が生物兵器とやらの相手も捗るしな」


そして、作戦当日…。

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