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「そうだな…お前とお前の妹は本部の施設に暮らしている、その生活を脅かすのも野暮な話だ…この対談は俺個人として行おう」

斬咲は叶海にそうメールの返事をした。

「おい殺芽、貴様は夜になれば身体能力が増すんだな?」

「あぁ、少なくとも兄貴と互角に張り合える程度にはなる」

「術の精度は?」

「当然上がる」

その言葉を聞き斬咲は提案する。

「貴様には俺の付き添いをしてもらう、拒否すれば殺す」

「はいはい、なら付き添うしかないってもんだな」

殺芽は観念し吐き捨てる。


「決行は今夜だ、今夜本部に直接乗り込んで対談を行なう。それとこれは噂だが…」

「噂?なんかあんのか?兄貴」

「本部は生け捕りにしたゾンビの魔素を利用して強力な生物兵器を生産しているという噂がある、もしかしたらそれと対峙する事になるやも知れん」

「へえ…それで俺の能力が高まる夜まで待ち、俺を戦力にしようって事か」

「そういう事だ」

「だが兄貴、一つ見落としてるぜ?」

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