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叶海の返事

「俺には彩香の事もあるので斬咲さんに同行する事はできません。斬咲さんの事だから俺なんかじゃ想像も出来ないような事を考えているんだとなんとなく思います。」

ここまで文字を打ったところで、自分の書いた文を見直す。

深刻な問題であるが故に返答も慎重にならざるを得ないのだ。

一通り頭の整理が出来た所で、最後の一文を書く。

「力になれなくてすみません」

そう纏めてメール送信ボタンをタッチする。


「ただいまー」

斬咲にメールを送ったところで彩香が帰ってきた。

「おかえり彩香、すぐ夕ご飯作るから待っててな」

そう彩香に告げて俺は夕飯の支度をする。

「そうそうお兄ちゃん、今度友達がうちに遊びに来たいってさ」

彩香が揚々と述べる。

「いいんじゃね?大したもてなしは出来ないけど」

俺がそう言うと、彩香は「お兄ちゃんにも興味持ってたしバッチグーだよ!」と返してくる。

「そうなのか、まあ俺はいいよ。今度招待してあげな」

その時、スマホのバイブレーションが鳴った。斬咲からの返信だ。

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