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帰還
やがて本部に到着し、殺芽の身柄を本部に預けようとする。
すると、本部の人間はこう告げてきた。
「まてまて、そんなバケモノ斬咲さん以外に尋問なんて出来ませんよ!」
その通りだ。両腕を拘束されているとはいえ、本部との共同戦線で殺芽のすさまじい跳躍力を見た。
両脚も普通の人間とは比にならない程の凶器であるに違いない。
「そうか…ではこいつは俺達が預かる」
「預かるってどこに収容するんだ?うちの支部には本部みたいな強固な檻はないぞ」
斬咲の発言に、場末が疑問を投げかける。
殺芽クラスになると、本気を出せばどこまで脱走できるか知れたものじゃない。
「俺が個人的に預かる。俺の妹だ、俺以外に適役者はいないだろ?」
斬咲はそう宣言すると、殺芽を引っ張って自分の車に乗せる。




