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捕虜
俺は傷付いた体に鞭を打ち車までダッシュで戻る。
車内の鎖は直ぐに見つかった。
急いで現場へと戻る。
現場は相変わらず、場末とアリサのサポートの下に斬咲が連続で殺芽の両腕、両脚を斬りつけていた。
しかし、無尽蔵かと思われた斬咲のスタミナも疲弊しているらしく、斬撃のペースは落ちていた
「戻ったか叶海!その鎖を渡せ!」
場末が叫ぶ。
俺が鎖を手渡すと場末は殺芽の両腕を胴に巻き込み縛った。
「こんな鎖なんぞ!」
殺芽が力を込め鎖を引きちぎろうとする。
しかしその魂胆は叶わず、抵抗は失敗に終わった。
「斬咲、こいつを本部に連れて帰るぞ」
場末は口で抵抗する殺芽を抱え上げ、車へと向かっていく。
斬咲はいつ殺芽が抵抗しても対応出来るように忍者刀を、アリサはライフルを構えていた。
本部に向かう途中、殺芽は無口だった。
これは降参を意味するのか、また口を割る気がないのかは判らない。
やがて、本部に到着した。




