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拘束
俺と場末が連射してる中、それを掻い潜り斬咲が殺芽との間合いを詰める。
殺芽も弾幕を悠々と避けて斬咲に手刀で攻撃する。
化け物級の身体能力を持つ二人の対決だ。
「へへっ、やっぱアニキくらい手応えがないとつまんねえな」
戦いの中で殺芽は笑みを浮かべた。
「強がっていられるのも今のうちだけだぞ」
斬咲は大きく跳躍する。
斬咲が空中に身を投げ狙いやすくなったところで、俺と場末が殺芽を直接狙う。
前回とは違い、その数発が殺芽を掠めた。
「ってぇな…」
殺芽は怒りを露わにし、此方へ猛スピードで直進してくる。
「雑魚は引っ込んでろ!」
殺芽が繰り出した蹴りは俺の腹部を直撃した。
俺が3メーター程吹き飛ばされたところで、場末が殺芽の両腕を拘束する。
「今だ斬咲!」
場末が叫ぶ。
「小癪な!」
殺芽が場末を振り払うと、すぐ目の前に斬咲が忍者刀を構え立っていた。
「なっ…」
動揺する殺芽の胴に、斬咲の刃が食い込んだ。
「ッッ!」
殺芽はその場で姿勢を崩す。
「叶海!こいつが回復する前に車の中にある鎖で縛れ!」
斬咲はそう叫ぶと、殺芽に回復する隙を与えまいと連続で斬りつける。
辺りは鮮血で真っ赤に染まっていた。




