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狙撃
「殺芽…貴様か」
斬咲が何を思ってるのか俺には理解できないが、先ず口を開いたのは斬咲だった。
「ようアニキ、待ちくたびれたぜ」
殺芽はそう言うと欠伸をしてみせる。
「死神軍四天王の斬咲 殺芽、今回の魔素反応は明らかに雑魚のソレだったのになんでテメエがいるんだ」
場末が疑問を投げかける。
「四天王だと認識してるなら話す程でもないだろう?四天王クラスになると鬼門を開く際に放出する魔素もコントロールできる。つまりはセーブモードでお前らを釣り出した訳だよ」
殺芽の解説に俺たちは納得した。
「狙いは本部の横槍を防ぐ為…か」
斬咲が声に出す。
「そうそう、アニキを手っ取り早く殺す為にはそれが最善だと思ったんでね」
殺芽は不敵に微笑む。
直後、一発の弾丸が殺芽に向かって放たれる。
スナイパーとしての位置取りをしたアリサの狙撃だ。
殺芽はそれを回避する。
「この間のスナイパーか?視界に映らない分思考は読めないが…腕は流石といったところだな」
殺芽は挑発する態度を取りアリサを探したが、見付からない。
「ふん…まあハンデには丁度いいな」
殺芽がそう言うと同時に、場末が叫ぶ。
「総員集中砲火!目標、斬咲 殺芽!」
場末は二丁のサブマシンガンを掃射する。
俺も負けじとAKを構える。




