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場末の復帰
夜になり、仕事の時間になる。
スマートフォンにはメールが一件、アリサから「下で待ってます」
エレベーターはまだ復旧されていないので階段で下に降りる。
駐車場に行くと、1200CCの大型バイクに凭れ掛かってメットを二つ手に持ったアリサがいた。
「叶海さん、こんばんは」
アリサは気さくに話しかけてくる。
「こんばんは、待たせたかな?」
「いえ、私もついさっき降りてきたのでそんなにですよ」
アリサは本当に気遣いが上手だ。
やがて、アリサからバイクの後ろのシートに跨る様に指示が出る。
俺はそれに従い、アリサは前のシートに跨った。
「では、行きます」
豪快なエンジン音と共にバイクが動き出す。
これから、またしばらく戦場通いになるのだ。
事務所に着くと、そこには場末と斬咲が既に待機していた。
「よっ、お二人さん」
場末が話しかけてくる。
「怪我はもう大丈夫なんですか?」
「元気だけが取り柄だ、もう万全だよ」
万全は拳を振り回してアピールする。
「じゃ、今夜もサクッといくか」




