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折り返し電話

 何なんだ、あの夢は。

俺は夢の内容を思い返す。

夢にしてはハッキリと覚えている、まるで現実で見たものの様にーーー。


 スマートフォンをチェックすると、着信履歴がある事に気付いた。

発信者は斬咲 壊斗、俺は斬咲に折り返し電話を掛ける。

何コール鳴らしても斬咲は電話に出ない。

恐らく寝ているのだろう、斬咲も人間なのだ。

俺はそっと電話を切る。

そうだ、彩香に朝食を作らなくては。

そう思い部屋から出ると、既に食後の様だった。

彩香は自分で料理を作って食べたらしい。

「あ、おはようお兄ちゃん」

制服姿の彩香が声を掛けてくる。


「あぁ、おはよう。今日は学校か?」

「うん!うちの学校、休みは日曜だけだから」

「そうか、気を付けて」

「はーい、いってきまーす」


 彩香の天真爛漫な笑顔はいつも俺の癒しになる。

彩香を守る為にも…フリークや殺芽、死神を倒さなくてはいけないのだ。

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