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鬼殺しの所以
「危ないッ!」
斬咲が刀で大鎌を受け止める。
それは刹那の出来事、斬咲の反射神経と体型からは想像も出来ないパワーに驚愕する。
「私のデスサイスを防ぐとはねぇ…だが貴様は防御に徹する事しかできない」
フリークはそう告げると、再び影に身を潜める。
「こっちだよ」
俺達が動揺している間に頭上から大鎌を携えたフリークが降ってくる。
この位置では斬咲でもガード出来ない。
直後、鈍い銃声が遠くから聞こえフリークは大鎌を地に落とした。
アリサがフリークの腕を狙撃したのだ。
どのくらい離れているのかはわからないが、遠方から動く対象の腕を正確に射抜く辺り鬼殺しの異名も伊達じゃない事を察する。
「なッッ!?」
フリークは動揺し、すぐに鎌を拾いに向かうが今度は斬咲がフリークの右脚を斬る。
「いいねぇ」
フリークはそう告げると、体勢を崩しながら残る左脚で斬咲に空中蹴りを入れる。
斬咲はガードしたが、フリークの蹴りは重く吹き飛ばされる。
「まぁ、夜じゃなきゃ仕方ないか…撤退だ」
そう言うとフリークは手刀を構える、鬼門を開く時の構えだ。
刹那、轟音と共に弾丸がフリークの腕を吹き飛ばす。
またアリサだ、この状況においてテンパってる俺と違い、プロ歴の長い2人は冷静に攻勢に移る。
「ちっ…」
フリークは舌打ちすると、また影に身を潜めた。




