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お会計は2400円です

 もしかして俺たちを監視してる何者かなのか…。

そんな疑問が頭を過る。


「どうかしましたか?」

窓の外を眺めて硬直している俺にアリサが声を掛けてくる。

「いや、なんでもないよ」

きっと思い違いだ、俺たちを監視だなんてある訳がない。

昼間は平凡な一般人に過ぎないからである。


「ふぅ、美味しかったです」

満面の笑みを浮かべるアリサはとても愛くるしい表情で告げる。

ロシアンビューティーに視線を奪われながら、俺もそそくさと食事を済ます。


「「ごちそうさまでした」」

2人合わせて声に出した。

「私たち、息ぴったりじゃないですか?」

アリサが嬉しそうに言う。

「そうかもな」

俺もそれに呼応する。


「お会計2400円になります」

レジのお姉さんの言葉に俺は財布を取り出すと、アリサが左手でそれを制止する。

「いや、女の子に奢ってもらうのは…」

「いいんですよ、叶海さん。叶海さんは私に頼ってくれればそれでいいんです」

頼るとは大袈裟だな…なんて思いながらも、ここはアリサの好意も汲み取り甘える事にする。


 そしてアリサと別れた後、俺は自宅でおぞましいものを目の当たりにした。

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