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病室

 目が覚めるとそこは見慣れない天井だった。

よくある奴だ、意識を失って起きたら病院…なんて。

夜は明けたらしく、窓から差し込む光は明るい。


「気が付きましたか?」

テンプレ通り、隣にはアリサ。

案外このテンプレも捨てたもんじゃないな。


「大丈夫…あいつは?」

「仕留めました、ですが…」

アリサは深刻な顔付きで俯向く。


「場末さんが、大怪我で現在も意識不明です」

「何だと!?」


 驚愕した。

斬咲という圧倒的な戦力を以ってしても快勝といかないのか。


「相手は…」

「フリーク、と斬咲さんが言っていました。仕留め損ねたそうで…」


 フリークだと?フリークはあの時斬咲に…。


「失礼する」

病室の扉が声と同時に開けられた。

そこには、斬咲が立っていた。


「斬咲さん!?フリークが相手ってどういう事ですか!?」

「わからない…あいつは確かにあの夜に殺した、周りの化け物が消滅したのがその証拠だ」

「じゃあ…」

「口を割らせる事も出来なかった、すまない」


 フリークが復活した?

そんな事があり得るのだろうか。

しかし、よく考えると俺は奴らの事を何も知らない。

死神という存在さえも…

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