再戦
ハイエースで現場に到着する。
二輪免許を持ってる事からして今更驚く事でもないが、アリサはハイエースも運転できる様だ。
ハイスペックを極めてやがる。
「ここが今回の座標ですね、叶海さんの武器はAKでいいですか?」
「あぁ、問題ないよ」
まだ慣れないAKを手に取り、顔を上げて気合を入れる。
「私はスナイパーなので少し離れたところから狙いますが、叶海さんだけは絶対に守ります」
アリサも気合を入れた様だ。
「じゃあ、行くぞ」
まずは道中の雑魚共をアリサのサポートの下で一層する。
道中で見かけたゾンビの群れは2群、主は2体だと察する事ができた。
「あらまぁ…いつぞやの坊ちゃんじゃない、今日はあの銀髪不在なのね…貴方だけじゃこのショーの主役は務まらないんじゃないかしら?」
聞き覚えのある声が聞こえた、フリークを倒した後に出てきた女の主だ。
隣には例の巨漢もいる。
「今日はお前らをサクッと屠って飲みに行きたい気分なんでね、くたばってくれ」
俺は女の主に向かってAKを連射する。
「あらぁ?貴方その武器に慣れてない様ねぇ、狙いが滅茶苦茶よ」
弾は中々主に当たらず、間合いを詰められる。
巨漢も距離を詰めてくる。
「マズ…!」
咄嗟に口に出した。
直後、弾丸が女の主の頭を貫通した。
アリサの射撃だ。
「もう一匹居たのね…不覚…」
そう言い残し女の主は倒れる。
しかし巨漢は既に俺の目の前、殴り掛かってきたので回避行動を取るが間に合わず、咄嗟に身を丸めて鳩尾へのヒットは免れた。
しかし一撃が重い、肋骨の2〜3本はやられただろうか。
ーーそこで、俺の意識は途絶えた。




