表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/78

慣れないマンション

 借家のマンションに帰る途中、コンクリート塀に凭れ掛かるアリサの姿を発見する。


「あれ、アリサの家ってこっちなの?」

「はい、本部が用意してくれたマンションに住んでます」


こっちの方向に本部のマンションは一つしかない、俺の住んでいるマンションだ。


「奇遇だね、俺もそのマンションの住民なんだよ」

「そうなんですか!?ご近所さんってやつですか!?」

「に、なるねー」


仕事の行き帰りは1人で心細かったので、アリサと一緒に通勤できると考えると心が躍る。


「あの…私独り暮らしで心細いので時々遊びに来てください、305号室が私の部屋です。お茶くらいは出せるので…」

「おう、わかった。まあゆっくりしてる時にあそびに行くよ、これから妹の朝ご飯作ってやらなきゃいけないからさ」

「妹さんと暮らしてるんですね、わかりました。お疲れ様です」

「おう、お疲れ様」


 思わぬイベント発生で若干テンションが上昇。

そしてまだ慣れないマンションのエレベーターのボタンを押す。


 部屋に着くと中は静かだ。

彩香はまだ起きてないらしい。

ささっと簡単な料理の支度をしていると、彩香のケータイのアラームらしき音が聞こえてきた。

よく考えると彩香のケータイのアラームをまともに聞くのは初めてかもしれない。


 そうこう考えてる内に彩香が起きてきた。

第一声は「ふぇ…お兄ちゃんだ、おはよう」

寝ぼけてるのか、半目開きで俺を見ている。

「おはよう彩香、ご飯はもうちょっと待ってな」

彩香は「うん、ありがとう」と言うと目を擦って洗面台へと向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ